【医師・助産師回答】妊娠初期から気をつけること「妊娠中やってはいけない？」10項目

　

セックスはしてはいけない？

 

禁止ではない、ただし特に妊娠初期は避けるほうが良い△

 

体調が良ければセックスをしてもOKです。ただしコンドームを必ず使用する、身体を清潔に保つ、絶対に無理をしないなど、ルールを守る必要があります。それから妊娠経過によってはセックスを控える必要があるため、特に不安定な妊娠初期はよく注意しましょう。

 

▼詳しく読む

✔妊娠中のセックスはどこまでOK？【医師が解説】おすすめ体位とは   ✔妊娠初期の性行為（セックス）は大丈夫？【医師】リスクとNG行為

 

　

旅行に出かけてはいけない？飛行機は？

 

どうしても行く場合はリスクを十分理解して

 

妊娠中の旅行には、予期せぬ体調不良や出産トラブル、万が一の事故などのリスクがあることを理解しなければいけません。事情によりやむを得ず旅行するときは、事前準備が重要になるでしょう。飛行機の搭乗は、体調が安定した妊娠中期にし、かつ医師に相談したうえで計画するのがいいでしょう。

 

▼詳しく読む

✔妊婦は飛行機にいつまで乗れる？【助産師】搭乗リスクや航空会社の搭乗規定   ✔妊娠中の旅行の危険性！【医師からの注意点】準備で気を付けること

 

　

車の運転はしてはいけない？

 

運転は原則おすすめできない△

 

妊娠中も通勤や買い物、子どもの送迎などで、どうしても運転しなければいけない時はあるでしょう。妊婦さんも正しくシートベルトを着用したうえで、必要な場合のみしっかりと注意しながら運転しましょう。

 

▼詳しく読む

✔妊婦はいつまで車を運転していい？【助産師解説】シートベルトの注意点

 

　

健康診断・レントゲン検査を受けてはいけない？予防接種は？

 

レントゲンは避ける×　インフルエンザ予防接種は受けられる〇

 

妊娠中も定期健康診断は受けられますが、レントゲン検査は行いません。もしどうしてもレントゲン検査が必要な場合は、必ず妊娠している事実を医師に伝えましょう。また予防接種で受ける機会が多いインフルエンザのワクチンは、妊婦さんも安全に打つことが可能です。

 

▼詳しく読む

✔【妊婦のレントゲン検査】産科医が説明する赤ちゃんへの影響とは？   ✔【産科医にきく】妊娠中って健康診断や人間ドックは受けられるの？   ✔【産科医監修】妊婦さんはインフルエンザの予防接種をうけられる？

 

　

脱毛してはいけない？

 

妊娠中の脱毛はすすめない×

 

妊娠中はホルモンの影響で皮膚が敏感になっており、トラブルを起こしやすいため脱毛は控えるべきです。妊娠してからムダ毛が濃くなったと感じる人も多いですが、一時的なものなので心配いりません。

 

▼詳しく読む

✔妊娠中は脱毛してもいい？【助産師】赤ちゃんへの影響やムダ毛処理の注意

 

　

ヘアカラーやネイルはやってはいけない？

 

ヘアカラーやパーマは〇、ネイルはできればしない△

 

妊娠中にもしもトラブルで緊急搬送された場合、ネイルが処置の邪魔になるリスクがあります。また産後に赤ちゃんのお世話をスタートさせるためには、短く清潔な爪が適しています。

 

▼詳しく読む

✔【助産師にきく】妊婦さんでもネイルやマニキュアをして大丈夫？   ✔妊娠中ヘアカラーやパーマは大丈夫？胎児への影響は？【産科医師】

 

　

ペットと触れてはいけない？

 

感染症の予防対策をしっかりすれば〇

 

ペットとの触れ合いは、妊娠中の不安定な心を癒してくれる効果も。ただし感染症に罹患するリスクを理解しましょう。ペットと過ごす部屋を清潔にすること、また過剰な接触をしないことが大切でしょう。

 

▼詳しく読む

✔妊娠中のペットとの暮らし【獣医師】トキソプラズマなど感染症に注意

 

　

うつ伏せに寝てはいけない？

 

妊娠初期のうつ伏せは問題ない〇、ただしおすすめは横向き・シムス位

 

妊娠初期の赤ちゃんは子宮の羊水でしっかりと守られているため、うつ伏せでも影響はありません。ママが苦しいと感じる場合は横向きの姿勢になる「シムス位」が適しています。

 

▼詳しく読む

✔【妊娠初期のうつ伏せ】お腹の赤ちゃんは大丈夫？影響はない？   ✔妊娠初期にやってはいけない姿勢【助産師】おすすめの寝方・座り方

 

　

ヒールを履いてはいけない？

 

ヒールはNG、フラットな靴を選んで

 

妊娠中は体型がどんどん変わり、重心が変化していくもの。またむくみを感じることも増えるため、履きやすく安定して歩ける靴選びが大切です。

 

▼詳しく読む

✔【妊婦におすすめの靴】妊娠中にヒールはNG？安心な靴選びとは

 

　

お腹をさすってはいけない？

 

優しく触れる程度ならOK

 

優しくさすりながら話しかけるような行為は問題ありません。しかしあまり強くお腹をさすったり、お腹が張っているタイミングでさするのはよくありません。もしもお腹が張ったら、ソファーにゆっくり座るか、横になってリラックスしましょう。

 

▼詳しく読む

✔妊娠中お腹をさすってはいけない？【助産師】お腹が張るのは本当？

 

 

※各記事の監修者

公益社団法人 日本助産師会

公益社団法人 東京都助産師会

【産婦人科医師】

医療法人うふ ワキタ産婦人科　脇田 哲矢 先生　

医療法人尚生会 やまだ産婦人科　山田 勢 先生　

【獣医師】

林 健一 先生

【助産師】

山手 実佳 先生