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2021.01.15

【妊婦のレントゲン検査】産科医が説明する赤ちゃんへの影響とは?

風邪をこじらせてしまった、ケガをしてしまったなど、妊娠中にもまれにレントゲン検査を受ける必要が生じることがあるでしょう。妊婦さんはレントゲン検査や、同じく放射線を利用するCT撮影をしても大丈夫なのでしょうか?お腹の赤ちゃんに危害はないのでしょうか?

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妊婦のレントゲン検査による赤ちゃんへの影響とは

妊婦がレントゲンで高濃度の放射線被ばくすると

妊娠中、レントゲンやCT検査による放射線を受ける事で、心配に思う妊婦さんも多いでしょう。高濃度の放射線の被ばくを妊娠中にしてしまうと、赤ちゃんの成長に影響が出て

・奇形が生まれてしまう

・赤ちゃんの精神発達が遅延してしまう

・妊娠自体が流産となる

恐れがあります。

 

妊婦は被ばく量の多い検査は控えて

妊婦のレントゲン検査

 

単純撮影と呼ばれる一般的なレントゲン検査では、そこまでの被ばく線量は無いので、心配もリスクもありません。しかし中でも被ばく線量の多いものに、透視検査という、一定期間レントゲンを当て続ける検査があります。

例えば胃のバリウム検査や、心臓のカテーテル検査などは被ばく量が大きくなるため、控えたほうが良いです。お腹のCT検査などもかなりの被ばく量になるので、妊娠中は必ず控えるようにしてください。

 

レントゲン検査が必要な時は必ず妊娠を伝える

できれば妊娠中はレントゲン検査を避けたほうが賢明ですが、とうしてもという時は必要でしょう。病気やけがによって、産婦人科以外の医療機関にかかる場合は、必ず妊娠していることを病院に伝えてください。そして納得いくように医師からしっかり説明を受け、検査を受けるようにしてください。

決してそこで慌てたり、間違った判断をしないように心がけてください。

                 

1999年愛知医科大学卒業
その後大垣市民病院にて研修、勤務を経て安城更生病院へ赴任
2006年日本産婦人科学会産婦人科専門医取得
2008年やまだ産婦人科院長就任

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