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2023.08.21

【助産師】新生児が寝すぎて起きない!上手な起こし方とタイミング

新生児期の赤ちゃんがよく寝ていて、授乳の時間になっても起きない。こんな時に赤ちゃんを起こすべきか、ママは迷うこともあるでしょう。この記事では、赤ちゃんが寝すぎて起きない時にどうするべきか、助産師が解説していきます。なかなか起きない赤ちゃんを上手に起こす方法と、機嫌よく起こすコツを学んでいきましょう。

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赤ちゃんが寝すぎて起きない?新生児の睡眠時間

新生児の睡眠時間

 

新生児の睡眠時間は一般的に、16~20時間といわれています。

つまり昼夜問わず、1日のほとんどを寝て過ごしている状態。1~2時間のサイクルで起きては寝る、の繰り返しとなります。

 

通常、人の睡眠はレム睡眠(眠りが浅い)と、ノンレム睡眠(眠りが深い)に分かれます。ただし新生児はレム睡眠が約半数を占め、少しの刺激でも目が覚めやすい状態のため、まとまった睡眠が得られません。年齢が上がるにつれて、レム睡眠が減少してノンレム睡眠が増えいき、長時間眠れるようになります。

 

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《新生児の育児》助産師が教える一日のタイムスケジュール&お世話のポイント

 

 

寝すぎの新生児!起こした方がいい時

赤ちゃんが寝なくて悩むことも多いなか、逆に寝すぎて起きないと、それもまた不安になってしまいますね。以下のような場合は、赤ちゃんを優しく起こしてあげましょう。

 

赤ちゃんの体重の伸びが悪い

低出生体重児や、体重の伸びが悪い赤ちゃんは、授乳間隔を3時間以上あけないようにしましょう。新生児期の体重増加は著しく、1日に25~30g程度増していくのが目安です。体重の伸びが心配な赤ちゃんは、規定量をしっかり飲ませてあげるとよいですね。

 

 新生児【体重増加の目安】赤ちゃんの体重が増えない原因&対策

【新生児の哺乳量】飲みすぎ?足りない?助産師が教える赤ちゃんのサイン

 

黄疸の値が高い

新生児期はどの赤ちゃんにも、生理的黄疸は見られます。

しかしながら、

分娩が長時間に及んだ

吸引分娩で頭血腫ができた

・ママと赤ちゃんの血液型が違う

このようなケースでは、赤ちゃんが胎外に出てからも、ビリルビン処理に時間がかかってしまいます。

 

黄疸の値が基準値を超えて高い場合は、積極的に赤ちゃんを起こして授乳し、排泄を促してあげましょう。それでもなお黄疸の値が高ければ、治療が必要になります。

 

関連ページ

【医師監修】新生児黄疸とは?症状・見分け方と治療法について

 

脱水の兆候がみられる

眠っている赤ちゃんを起こすのは、少しかわいそうな気がしますよね。しかし、

排泄回数が少なくなっている

唇がカサカサしている

など脱水症状の兆候がみられたときは、早めに起こして授乳してあげましょう。

 

また脱水の兆候をみるための指標として、「大泉門」の陥没があります。赤ちゃんの頭を優しく触ってみましょう。大泉門の部分が明らかにへこんでいたら脱水傾向にあるため、すぐに起こして授乳しましょう。

 

5時間以上眠っているとき

新生児期に5時間以上続けて眠っているときは、1回の哺乳量が多いのかもしれません。

母乳は消化がよいため、赤ちゃんは3時間ほどで空腹になります。しかしこれにミルクを追加すると、5時間ほど眠ってしまうこともあります。脱水を予防するためにも、一度起こしてあげましょう。

 

 

寝ている赤ちゃんを起こす必要のないとき

体重増加ペースに問題がない

□ しっかり排泄できている

□ だいたい3時間を過ぎると自分で起きる

 

これらが当てはまる場合は、神経質にならず見守ってあげても大丈夫です。

 

 

新生児が寝すぎ!上手な起こし方

赤ちゃんの起こし方

 

ぐっすり眠っている赤ちゃんを起こすのは難しいもの。ここでは、赤ちゃんの上手な起こし方を紹介していきます。

 

1. からだを刺激する

赤ちゃんの足の裏を優しく親指でこすったり、くすぐったりすると、目を覚ますことがあります。あまり力を入れると赤ちゃんの肌が傷つくため、強くしすぎないようにしましょう。

足の裏だけではなく、お腹周りやわき腹をくすぐる方法もあります。どこを刺激すると起きやすいか、試してみるのもいいですね。

 

2. 優しく声をかける

「おっぱいの時間だよ」と優しく声をかけてあげると、ママの声に反応して起きることもあります。頬を指で刺激すると、吸啜(きゅうてつ)反射が働いて目覚めるかもしれません。

 

3. おむつを替える

おしっこやうんちをしていなくても、身体を動かしておむつを替えてあげることで、赤ちゃんが目を覚まします。起こすときの刺激によって、うんちやおしっこをすることもあります。排泄量に心配がある場合は試してみてください。

 

4. 窓やドアをあける

赤ちゃんの睡眠のために静かな環境をつくっている場合は、扉や窓をあけて外の音が聞こえるようにします。その音で目が覚めることがあります。

 

5. 絞ったガーゼで顔を拭く

塗れたガーゼの冷たさや刺激で、赤ちゃんが起きることがあります。顔がさっぱりして赤ちゃんも気持ちがよくなりますよ。

 

 

やってはいけない起こし方

大きな音をだす

レム睡眠が長い赤ちゃんは、大きな音にびっくりして泣いてしまうことがあります。できるだけ、優しく起こしてあげるようにしましょう。

 

激しくゆさぶる

赤ちゃんを激しくゆさぶると、脳に大きな障害を負ってしまうことがあります。決して激しくゆさぶることはしないでください。

 

 

先輩ママアンケート結果「新生児が起きないとき、どんな起こし方をした?」

ここからは先輩ママに聞いた、赤ちゃんの起こし方のコツを紹介しましょう。

 

手足を持って動かしたり、縦抱きにして違う部屋に移動したりして起こす。それでもなかなか起きないのが現実。
助産師さんから、脇の下や足裏をこちょこちょすると習った。それから全身を撫でる時もある。抱き上げて足裏をくすぐるとだいたいすぐ起きてくれる。
体に触れたり声をかけても起きない時は、冷たいフローリングの上にそっと寝かせる
カーテンを開けて陽の光を浴びせる。それでも起きなかったら抱っこしてベランダに出る。
冷たいおしぼりで顔をチョンチョン。あとはガーゼや綿棒で鼻掃除をする。
自然に起きるまで起こさない!むしろそのまま寝ていて…と願いながら隣で寝る!子どもの寝息で生存確認だけは忘れないように。

 

《まとめ》

 

赤ちゃんが授乳時間になってもなかなか起きないと、心配になりますよね。体重の増え具合や黄疸が心配な場合は、優しく起こしてあげましょう。ぐっすり眠ってなかなか起きないときは、赤ちゃんの身体をくすぐったり顔を優しく拭いてあげる、またおむつ替えをするとよいでしょう。ずっと寝続けるようであれば、ミルクの量が多すぎる可能性もあります。授乳量を見直すことも考えてみましょう。

 

※写真提供:PIXTA

 

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1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。

2010年一般社団法人格を取得。

2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。

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