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2023.12.14
【陣痛待ち必見】出産を早めるジンクス14選!先輩ママに聞く効果とは?
臨月に入り、出産予定日が近づくにつれてそわそわする妊婦さん。「早く赤ちゃんに会いたいな」「そろそろ陣痛はくるかな」、と不安にもなることでしょう。ここでは陣痛・出産にまつわるジンクスを紹介していきます。ただし、これらのジンクスに科学的な証明は存在しないことを覚えておいてください。ジンクスを試す場合、ママ自身と赤ちゃんの健康状態を優先にし、決して無理をしないようにしましょう。
目次
早く出産したい!陣痛ジンクス
「できれば早く出産したい!」臨月の妊婦さんはそんな気持ちになるでしょう。出産の日が早く訪れるように、また陣痛が長引くことなく済むように、さまざまなジンクスが存在します。
よく聞く有名なジンクスに、ウォーキングや焼き肉、スクワットなどがあります。その他にも、カレーを食べる、オロナミンCを飲む、ラズベリーリーフティーを飲むなど、食べ物や飲み物に関するジンクスも耳にすることでしょう。他にもトイレ掃除、雑巾がけ、階段の上り下りなど試したママもいるかもしれません。
ここから一つずつ紹介していきます。
【食事】陣痛ジンクス4選
ここでは、食事に関する陣痛ジンクスを4つ紹介します。
焼肉を食べる
正期産に入ったら「焼き肉を食べるとよい」というジンクスは有名で、よく聞きますね。実際に焼肉を食べた後に、陣痛がきて出産したというママは多いようです。
オロナミンCを飲む
「オロナミンCを飲むと陣痛がくる」というジンクスも、試した人が多いかもしれません。オロナミンCで効果がない時は、リポビタンDを飲むとよいとも言われていますね。
ラズベリーリーフティを飲む
ラズベリーリーフティには女性ホルモンのバランスを整え、子宮収縮を促す作用があるようです。
前駆陣痛が続いている時期、本陣痛がくるようにと飲み始めることも。また妊娠後期には安産のための習慣として、取り入れている人もいます。
カレーを食べる
カレーも焼肉と同様、食べたら陣痛が来てあっという間に生まれたという経験談をよく耳にします。カレーは美味しいですが、続けて食べすぎると体重増加につながるので注意が必要です。
おすすめ情報
【運動】陣痛ジンクス5選
ここでは、運動に関する陣痛ジンクスを4つ紹介します。
ウォーキング
前駆陣痛がきている状態でウォーキングをすると、本陣痛につながりやすくなります。出産に向けた体力づくりにも効果的。安静の指示をされていない限り、積極的にウォーキングしてみましょう。
スクワット
出産が近くなると、赤ちゃんは子宮の下の方に下りていきます。まだこの兆候がないときは、スクワットをすると赤ちゃんが下がってくる可能性もあります。ただし、スクワットは正しいやり方をしないと、足腰を痛めてしまう可能性があり注意が必要です。
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✔【陣痛ジンクス】臨月にスクワットをすると陣痛が来やすくなるって本当?
✔動画【安産への】妊娠後期・臨月スクワット!助産師による正しいやり方
階段の上り下り
陣痛がなかなかこない、また弱まってしまった場合、病院の階段の上り下りを勧められた人もいるでしょう。階段をつかって身体を動かすことは、陣痛につながります。
ただし万が一足を踏みはずせば、滑って転倒する危険性があります。しっかり手すりにつかまり、慣れない場所での階段利用は注意しましょう。
トイレ掃除
トイレ掃除をすると、「きれいな赤ちゃんが生まれてくる」という言い伝えもあります。この言い伝えには、トイレ掃除は立ったりしゃがんだりするので、妊婦さんにとってはちょうどいい股関節のストレッチになる、という諸説もあるようです。
雑巾がけ
助産師さんから「雑巾がけをしましょう」と、アドバイスされた人もいるかもしれません。雑巾がけは足腰が鍛えられ、出産に向けて体力がつくので、ぜひ積極的にやるのもいいですね。
【その他】陣痛ジンクス5選
その他にもいろいろな陣痛ジンクスがあります。
三陰交のツボ押し
足首の周辺にある、「三陰交」というツボ(内くるぶしからひざに向かって指4本分上がった部分)を刺激する方法があります。これは子宮とつながるツボで、微弱陣痛や陣痛が遠のいてしまった時に刺激すると、陣痛が促されます。指圧する他に、手でさする、お灸やカイロ、温めるとさらに効果を実感しやすいです。
乳頭・おっぱいマッサージ
乳頭を刺激することで、子宮が収縮し陣痛が促されることがあります。赤ちゃんが生まれても問題ない時期に入ったら、乳頭刺激やおっぱいマッサージをしましょう。これは陣痛を促すだけではなく、産後のスムーズな授乳にも影響するため、積極的に行いましょう。
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✔【助産師監修】妊娠期のおっぱいケアとは?乳頭タイプ別で変わる?
潮の満ち引き
月の引力に引き起こされる潮の満ち引きは、出産数に関係があると昔から言われています。「満月・新月によって大潮が起こると、出産が増加する」という神秘的なできごとが起こります。
台風
台風によって低気圧になると、空気中の酸素の量が少なくなり、身体の副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると、陣痛が起こりやすくなり出産数が増えると言われています。科学的根拠はありませんが、台風や大潮の夜はお産が多い、と経験を語る助産師も複数います。大潮と台風が重なった日は、さらに出産数が増加しそうですね。
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✔【出産のウワサ】台風など低気圧で陣痛がおこりやすいって本当?
お迎え棒
「お迎え棒」とは、出産予定日やその前後に性行為をすると、陣痛が期待できるというもの。一般的には妊娠中の性行為は、切迫早産や病原体の侵入の観点から、避けた方がいいとされます。ただし早く生まれきてほしい想いから、試す人もいるでしょう。性行為は決して無理をしないように注意してください。
【先輩ママ体験談】陣痛ジンクスは効果があった?
陣痛ジンクスは本当に効果があるの?と気になりますよね。ここからはジンクスを試したママたちの声を紹介します。
本当に陣痛がきたママ
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- 予定日の前日の夜に焼肉を食べたら、翌日のお昼ごろにおしるしがきた!同時に微弱陣痛も始まり、焼肉の効果を実感した!
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- 自分の誕生日が近かったので、せっかくなら同じ誕生日がいいと思い、お腹の赤ちゃんにずっと「この日に出てくるんだよ」と話しかけた。すると見事に前夜に破水を陣痛が起き、当日に出産が叶った。
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- たくさん歩いたりスクワットしたり、焼肉も3回ほど食べたりした。それも健診では子宮口は3cmほどしか開かず、めちゃくちゃ焦った。これも意味ないかな?とダメもとでオロナミンCを飲んだら、なんとその日の夜中に陣痛が始まった。
効果がなかったママ
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- 臨月の健診で先生に「もういつ産まれてもOKだから、陣痛を待つだけ!」と言われたので、ウォーキングと階段の上り下りをひたすらやった。しかし全然陣痛は始まらず、予定日はどんどん過ぎていった…!
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- 徹底的に家じゅうの床掃除をした。結果、全く陣痛はこなかったが、そのおかげか臨月の体重はほとんど増えることなくキープできた。家もきれいになり夫にも感謝されたので、やってよかった。
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- あらゆるジンクスを片っ端から試したが、わが子には響かなかった。そうしてようやく生まれた子は、現在イヤイヤ期の真っただ中。お腹にいた頃からあまのじゃくだったみたい…。
ジンクスを試せなかったママ
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- 「お迎え棒」が気になったが、実際は怖くてとても実行できなかった。
無理せず楽しみながら出産を待とう
陣痛ジンクスを試すときに注意しなければならないのは、これらはあくまでもジンクスであること。「これをしたから必ずこうなる!」など、出産に絶対はありません。楽しむという感覚で試してみるといいでしょう。
《まとめ》
出産予定日が近くなると、早く出産したいと焦ってそわそわするでしょう。早く赤ちゃんに会いたい気持ちはわかりますが、出産のその時がくるまでゆったりとした気持ちで待ちましょう。陣痛ジンクスにもさまざまなものがあります。楽しむ気持ちで試してみるとよいかもしれません。
※写真提供:PIXTA
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✔陣痛ってどんな痛み?兆候は?【医師監修】お産の進み具合との関係
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監修者
1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。
2010年一般社団法人格を取得。
2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。
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