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2023.08.30
生後4ヶ月【タイムスケジュール例】睡眠・授乳・お風呂のリズムの整え方
育児に少し慣れてくる生後4ヶ月頃、赤ちゃんの生活リズムは次第に整ってきます。これから日々の生活は、どのように変化していくのでしょうか。今回は、生後4ヶ月の赤ちゃんの1日のタイムスケジュールを紹介していきます。生活リズムを整えるコツもお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
目次
生後4ヶ月の赤ちゃんの生活リズム
生後4ヶ月頃になると、赤ちゃんは日中に起きている時間が増え、夜はまとまって寝てくれるようになります。これからの赤ちゃんとの生活を楽しむためにも、この時期の過ごし方はとても重要です。
生後4ヶ月の赤ちゃんの睡眠
生後4ヶ月の赤ちゃんの睡眠には、以下のような特徴と変化があります。
■夜まとまって寝てくれるようになる
この頃は、昼と夜の区別がつくようになり、リズムが整ってきます。生まれたばかりの頃は3時間ほどしか続けて眠ってくれず、寝不足で疲労困ぱいだったママもいるでしょう。
この時期から8~10時間ほどまとまって寝てくれるようになるので、少しは楽になるでしょう。ただし、赤ちゃんによって個人差が大きいことを覚えておきましょう。
■赤ちゃんのお昼寝は2~3回
生まれたばかりの時期は、授乳したら寝るを繰り返していた赤ちゃんですが、朝昼夕、もしくは朝昼の2回程度、お昼寝するようになります。1回のお昼寝の時間はおおよそ1時間ほどです。
■夜泣きが始まることもある
早い赤ちゃんでは、生後4ヶ月くらいから夜泣きが始まることがあります。日中にたくさん遊び、夜寝る前はたっぷりと授乳してお腹を満たしてあげましょう。
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生後4ヶ月の赤ちゃんの授乳
赤ちゃんの授乳にも変化が見られます。
生まれた頃の授乳回数は8~10回程度でしたが、生後4ヶ月になると5~6回に減っていきます。生後5ヶ月からスムーズに離乳食が始められるように、時間を決めて授乳をしていくとよいでしょう。
ただし、まだまだおっぱいが大好きで、たくさん飲む赤ちゃんもいます。個人差が大きいことを理解しておきましょう。ミルクの場合は、1回に200ml前後が目安です。どちらの場合も個人差が大きいことを理解しておきましょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんのお風呂
赤ちゃんの生活リズムを整えるためには、お風呂のタイミングも大切です。この頃には首がすわって、少しずつお世話が楽になっているかもしれませんね。
しかし注意したいのが、赤ちゃんをお風呂に入れる時間帯です。パパが仕事から帰ってきてからお風呂にすると、どうしても遅くなりがち。そして寝るのも遅くなってしまいます。できるだけ早めの時間帯に、お風呂に入れてあげましょう。授乳時間はさけて、毎日だいたい同じ時間帯にできるといいでしょう。
【生後4ヶ月の赤ちゃん】1日のタイムスケジュール
生後4ヶ月の赤ちゃんは、夜間にまとまって眠るようになり、生活リズムが変化していきます。タイムスケジュールを考えるにあたって、以下のポイントを参考にしてみてください。
◆授乳回数:母乳かミルクかによって異なる
◆午前中:散歩など外出したり、身体を動かして遊んだりすると、いい刺激となって夜中ぐっすり眠れることにつながる
◆お昼寝:10時・15時・18時頃からそれぞれ1時間ずつが目安
◆夕寝:お風呂上りに授乳した後、眠ることが多い
◆就寝:朝方には授乳のために起きるが、基本的にはしっかり昼夜の区別がつく
夜間ぐっすり眠ってくれると、ママは自分の時間が持てて少し休めるかもしれませんね。
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《先輩ママに聞く》生後4ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを整えるコツ
生後4ヶ月になると、少しずつ生活リズムは整ってくるものの、一気に規則正しくなるわけではありません。ここからは先輩ママに教えてもらう、赤ちゃんの生活リズムを整えるコツを紹介していきます。
決まった時間に起こす
- 朝は6~7時くらいにカーテンを開け、明るい太陽の光をたくさん浴びせて赤ちゃんを起こしましょう。光の刺激で目を覚ますことが多いですが、それでも起きないときは優しく起こしてあげるといいです。
決まった時間に起こすことは大切ですが、リズムだけにとらわれてはいけません。赤ちゃんが疲れている時や、体調が悪い、睡眠不足の時もあるでしょう。その場合は赤ちゃんをそのまま寝かせておき、お昼寝を短くして調整するとよいですね。
太陽の光を浴びさせる
- カーテンの近くに赤ちゃんを寝かせて、朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びせます。生後1ヶ月くらいからは朝6時にカーテンを開け、21時には部屋を暗くするという生活リズムを付けるようにしていました。
赤ちゃんに太陽の光を浴びせることは、生活リズムを整えることに非常に役に立ちます。赤ちゃんの睡眠サイクルは、睡眠ホルモンである「メラトニン」という物質が関係しています。
太陽の光を浴びてから14~16時間後に、メラトニンが分泌されます。夜の睡眠をしっかりとるために、早めに太陽の光を浴びせましょう。
また夜寝る前に、携帯やテレビなどの強い光を浴びてしまうと、メラトニンが阻害されるため注意しましょう。
毎日の生活のルーティーンを決める
- 毎日決まった生活パターンで過ごすのも効果的。起きる時間や授乳時間、お風呂の時間などをある程度決めるようにしています。
毎日のルーティーンを確立することで、自然と生活リズムが整ってきます。
散歩や室内遊びを入れる
- 日中はできるだけ散歩に出かけるか、室内遊びを一緒にしてあげます。日中の刺激が適度な疲労となるようで、夜にぐっすり寝てくれるようになります。首がすわってからのベビーマッサージも効果抜群です。
ベビーマッサージではゆったりとした気持ちで赤ちゃんに触れられ、ママもリラックスできるでしょう。
お昼寝は1時間以内で
- 赤ちゃんのお昼寝は、1時間未満で済ませるようにしています。長時間寝ると、夜に寝なくなってしまうことがあります。
赤ちゃんのお昼寝が1時間を超えるようであれば、優しく起こしてあげましょう。
お風呂は夕方の早い時間に
- お風呂が遅くなってしまうと、夜寝る時間がずれ込んでしまい、寝るのが遅くなってしまいます。パパが仕事から帰ってきてから一緒に入れようとするのではなく、夕方にさっと入れてしまいます。
お風呂に入れる時間帯も重要。また、熱いお湯のお風呂は交感神経が優位に働くことで、眠れなくなってしまうので注意が必要です。
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《まとめ》
生後4ヶ月になると、次第に夜まとまって寝てくれる時間が長くなっていきます。ママも少し楽になってくるのではないでしょうか。これから夜泣きが始まる場合もあります。できるだけ赤ちゃんの生活リズムを整えながら、成長を楽しんでいきましょう。
※写真提供:PIXTA
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監修者
1955年に助産師独自の職能団体として社団法人として創立。
全国都道府県助産師会の会員にて組織されている。
2012年10月1日から公益法人制度改革により公益法人認定法に基づいて公益性を認定され、公益社団法人として新たにスタート。
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