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2022.01.03

赤ちゃんの首すわりはいつ?首がすわる状態とは?時期や練習方法

赤ちゃんの成長発達における指標のひとつ、「首すわり」。赤ちゃんは首がすわることで、さらに目覚ましい成長を遂げていきます。首すわり前までは、赤ちゃんの首をしっかり支え、守っていかなければいけません。ここでは赤ちゃんの首がすわる時期と、首がすわる状態の見極め方を解説します。首すわり時期が遅い、もしくはなかなかしないときの対処法についても紹介していきます。

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赤ちゃんの「首すわり」時期はいつごろ?

赤ちゃんの首すわりはいつ

 

首すわりとは「首がすわる」とも表現され、ママが赤ちゃんの首を支えなくてもぐらぐらせず、安定して頭を動かせる状態を言います。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、首の筋肉がなく、重い頭を自分で支えることができません。出生後、日数が経つにつれて、筋肉を含め身体の機能が発達します。そして首がすわると、自由に色々な方向に首を動かせるようになります。

赤ちゃんは首がすわると目線が変わるため、色々なものに興味を示し始めます。おもちゃに手を伸ばしてみたり、ものをつかもうとしたりして、身体を動かします。そして寝返り、お座り、ハイハイへと発達をたどっていくのです。

 

首すわり時期は生後3~4ヶ月

首すわりは、赤ちゃんの成長過程に欠かせないとても重要な指標となります。首すわりの時期は、一般的には生後3ヶ月4ヶ月です。しかし個人差があるため、生後2ヶ月から首がすわる赤ちゃんもいれば、生後5ヶ月頃になる赤ちゃんもいます。

赤ちゃんの体重や体格、頭の大きさや環境によって異なり、未熟児・成熟児など生まれた時期による違いにもよります。首がすわるのが遅いからといって、焦る必要はありません。赤ちゃんの成長ペースを、ゆっくりと見守ってあげましょう。

 

 

「首がすわる」状態とは?首すわりの確認法

首がすわる状態とは、支えがなくても首がぐらぐらせず、安定して頭を動かせること。赤ちゃんの首がすわっているか、確認する方法は以下の3つです。

赤ちゃんの首すわり完了

 

赤ちゃんの首すわりを確認する方法

1. うつぶせにすると、頭を持ち上げようとする

2. 仰向けの状態で腕を持ち上げた時、頭がついてくる

3. 縦抱っこで首がしっかりと安定し、ぐらつかない

 

赤ちゃんの首すわり確認1. うつぶせにする

首すわりの確認方法の1つ目は、「うつぶせの状態から頭を自分で持ち上げようとするか」です。赤ちゃんをうつぶせにして、頭を持ち上げられるかどうかチェックしてみましょう。

 

赤ちゃんの機嫌がいい時、満腹ではないタイミングでうつぶせにします。首を持ち上げようとしてしっかり首と頭をあげることができれば、首がすわっていると判断していいでしょう。

この時に注意してほしいのが、うつぶせにしている時は赤ちゃんの傍から決して離れないこと。うつぶせのまま放置すると、窒息などの事故につながります。決して目を離さないようにして下さい。

 

赤ちゃんの首すわり確認2. 仰向けで腕を持ち上げる

首すわりの2つ目の確認方法は、「仰向けの状態で腕を持ち上げたときに頭がついてくるか」です。

赤ちゃんを仰向けにし、両腕を優しく持ち上げて、体を45度程度起こします。その時に赤ちゃんの頭が遅れずについてくるようであれば、首すわりが完了しているといえるでしょう。確認するときは、脱臼などのケガに繋がることもありますので、腕を強くひっぱらないようにしましょう。

 

赤ちゃんの首すわり確認3. 縦抱っこをする

首すわり3つ目の確認方法は「縦抱き」です。縦抱きにした時、首がしっかり安定してぐらつかないようであれば、首がすわっているでしょう。しかし頭がぐらつかなくても、少しの間だけ支えられている程度では、まだ首がすわったとは言えません。

 

このように上記の3つの方法で、首すわりが完了したかを見極められます。どの方法にしても決して無理はせず、事故のないように安全を確認しましょう。

 

意識的にうつぶせで遊ばせたり、縦抱きしたりすると、首周りの筋肉が発達し首すわりが促されることもあります。ただしうつぶせにさせたり、腕を持ち上げたりするのが不安なママは、健診時に相談してください。小児科医や助産師に確認し、判断してもらいましょう。

 

 

まだ首がすわっていない時期の注意ポイント

首すわり前の赤ちゃんのお世話で、注意すべきことを紹介します。

 

首をしっかり支えて抱っこ

首すわり前の赤ちゃんは、自分で頭を支えることができません。抱っこをする時は安定しない首すじと身体をしっかり支え、赤ちゃんを守ることが重要です。首すわり前の赤ちゃんを抱っこするときは、横抱きが基本となります。

 赤ちゃんの横抱き

 

強く揺さぶらない

赤ちゃんの頭は不安定で揺れやすいため、強い揺さぶりによって、血管や神経を傷つける「乳幼児揺さぶり症候群」になる可能性があります。あやすときや寝かしつけ程度の揺さぶりは問題ありませんが、どのような時でも赤ちゃんの様子を観察しましょう。

 

首すわり練習は安全な環境で

生後1ヶ月を過ぎると、首すわりの練習のためにうつぶせにさせ、遊ばせることもあるでしょう。そんな時気を付けてほしいのが、窒息しないための環境整備です。

リビングに置いているふかふかのクッションや毛布、ぬいぐるみ、柔らかいマットレスなどは、赤ちゃんの事故の原因になってしまいます。おむつ替えで使用するビニール袋でさえ、自由に首を動かせない赤ちゃんにとっては非常に危険なのです。そのようなものは出来るだけ撤去し、赤ちゃんに安全な環境作りを心掛けましょう。

 

また、うつ伏せが好きだからといってそのままにしておくと、寝てしまった際に窒息して「乳児突然死症候群」を引き起こす危険も。うつ伏せにしているときは、絶対に目を離さないようにし、寝そうになったら仰向けにしてあげましょう。

 

抱っこ紐は正しく使用

兄弟児がいる場合は、赤ちゃんの首すわり前でも、抱っこ紐を利用してのお出かけが増えることでしょう。もし首すわり前に抱っこ紐を使用する場合は、横抱きができる抱っこ紐を使用しましょう。

インサートを利用したり、新生児期から使用できる抱っこ紐もありますが、首すわり前の縦抱きは赤ちゃんの首に負担をかけてしまいます。たとえ抱っこ紐でも、長時間の縦抱きは出来るだけ避けるようにしましょう。

 

また新生児から使えるベビーカーは、赤ちゃんの首の負担にならずお出かけにはとても便利です。ただし、エスカレーターや階段では使用できないので、お出かけの際には事前に場所をチェックしておくといいでしょう。首がすわる前の赤ちゃんとのお出かけは、ベビーカーと抱っこ紐をうまく使い分けましょう。

 

長時間の縦抱きは避ける

前述したように、首すわり前の赤ちゃんは、基本的には横抱きがベストです。しかし、縦抱きをしてはいけないというわけではありません。

首すわり前の赤ちゃんを縦抱きするときは、首と頭をしっかり支えて肩にもたれかけさせるようにして抱っこをしてあげましょう。授乳後のげっぷを出すときにも便利ですし、横抱きで腕が疲れたときもおすすめです。ただし赤ちゃんの首に負担がかからないように、長時間は避けるようにしてください。

赤ちゃんの縦抱き 

 

首すわり時期の赤ちゃんを抱っこするコツ

首すわり前後の赤ちゃんを抱っこする場合、それぞれコツがありますのでご紹介します。

 

【首すわり前】できるだけ横抱きで

首すわり前の赤ちゃんを横抱きにするときは、肘の内側に赤ちゃんの頭をのせます。赤ちゃんの身体をママに密着させ、身体と首をしっかり支えるようにしましょう。首がすわる前は頭を支えるだけの筋肉が備わっておらず、赤ちゃんの首に負担がかかってしまいます。げっぷを出すときなど、やむを得ない場合を除いては、できるだけ横抱きにしましょう。

 

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助産師が動画で教える【新生児の赤ちゃんの抱っこ】横抱き&縦抱きのコツ

 

【首すわり後】縦抱きもしてあげよう

首がすわると、抱っこがぐんと楽になり、縦抱きで抱っこすることが増えます。すると目線が上がり、赤ちゃんの見える世界も変わってきます。首すわり後の赤ちゃんは縦抱きを好む傾向にあり、横抱きだと逆に機嫌が悪くなる赤ちゃんもいるようです。

縦抱きをするときは、胸から肩くらいの高さで抱っこをするようにしましょう。片腕をお尻全体にあてて、もう片腕をわきの下にあてて支えるようにしてください。

 

 

「首すわりが遅いと」思ったら?首すわりを促す方法

生後4ヶ月の健診時期になっても首すわりができていないと、「遅いのかな?」と気になるママもいるでしょう。

 

首すわりを促す方法1. うつ伏せ練習

まず1つ目の方法が、「うつ伏せ練習」です。

うつ伏せの状態で自分の頭をあげることは、首すわりの練習になります。うつ伏せにする場合は、必ず赤ちゃんの手が前になるように姿勢を調整してください。窒息の危険性があるため、一時も目を離さないようにし、顔色を確認しながら練習しましょう。

最初は数分から始めて、慣れてきたら少しずつ時間を延ばします。慣れていないと途中で泣き出してしまうこともあります。泣いてしまったら練習は中断してくださいね。

 

首すわりを促す方法2. 縦抱き

2つ目の方法は、縦抱き」です。

赤ちゃんの抱っこは、時々縦抱きにしてみましょう。首の筋肉を使うことで、首すわりを促すことが期待できます。縦抱きをする時は、抱っこする人と赤ちゃんの胸をしっかりと密着させ、頭を支えてあげるのがポイントです。

 

首すわりを促す方法3. おもちゃで視線を誘導

3つ目の方法は、「おもちゃで視線を誘導する」方法です。

赤ちゃんが興味を示すおもちゃや、お気に入りのものを顔の近くで動かします。赤ちゃんの視線を左右に誘導すると、頭を左右に動かすため、首すわりの練習になります。

首が座っていない時期にあまり大きく動かすと、危ない場合もあります。頭が少しずつ左右に動く程度におもちゃを動かし、練習しましょう。

 

 

《まとめ》

 

首すわりは、赤ちゃんの成長発達においてとても重要な指標になります。一般的には、生後3~4ヶ月が首すわり完了時期。ただし個人差もありますので、まずはゆっくり傍で成長を見守ってあげましょう。もし心配なことがあれば、ひとりで抱え込まずに、健診時に小児科医や助産師へ相談してみてくださいね。

 

※写真提供:PIXTA

 

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1999年愛知医科大学卒業
その後大垣市民病院にて研修、勤務を経て安城更生病院へ赴任
2006年日本産婦人科学会産婦人科専門医取得
2008年やまだ産婦人科院長就任

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