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2022.04.14
妊婦の90%が「眠れない」経験あり!妊娠中の不眠にできること
妊娠中は眠れない・寝つきが悪いなど、睡眠にまつわる悩みがつきもの。ホルモンバランスの変化や大きく膨らんだお腹によって、眠りが妨げられがちです。今回は妊娠中の眠りで苦労したことや、不眠に悩んだときの対処法などについて、先輩ママにお聞きしました。
調査期間:2022年1月1日~3月31日 有効回答者数:138
目次
1. 妊娠中に眠れない・寝つきが悪いことはあった?
妊娠中に眠れない・寝つきが悪いという経験が、「よくあった」ママが54%と半数を超えました。「時々あった」人も38%います。「あまりなかった」「全くなかった」人は4%ずつです。
2. 妊娠中に眠れない・寝つきが悪くなった時期は?
妊娠中に眠れない・寝つきが悪い経験をした時期は、「妊娠後期」が圧倒的多数で48%を占める結果に。「妊娠初期」と回答した人は15%、「妊娠中期」は13%です。
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3. 妊娠中の睡眠で苦労した&大変だったことは?
- 布団に入り寝ようとすると胎動が激しくなって、気になってしまいなかなか寝付けなかった。
- 頻尿で、妊娠後期には1~2時間おきにトイレに行きたくて目が覚めた。全くぐっすり眠ることができなくなった。
- 寝やすい体勢がなかなか見つからず、熟睡できない。寝返りもうてないので、背中が痛くて目を覚まし、一生懸命体勢を変えていた。
- 妊娠初期はつわりによる吐き気で、何度も何度も起きた。少し経つと今度は眠りづわりで、つい昼寝が多く、夜は寝付きが悪くなった。
- お腹が大きくなるにつれて、腰と股関節が痛くて何回も目が覚めた。
4. 妊娠中に眠れない・寝つきが悪い時はどうした?
- 寝る前に好きな香りのハンドクリームを塗って、リラックスした状態で眠りにつくようにした。なるべくスマホを触らないように気を付けた。
- 脚と脚の間にクッションを挟み、骨盤が広がるイメージで横になると、お腹が安定して寝入りやすかった。寝つきを良くするために、足湯で血行をよくした。
- 仕事を辞めてしまったので、寝れないことは諦めて楽しく好きな事をして過ごすようにした。
- 寝る直前の水分量を調整。さらに就寝前には浮腫をとるマッサージをして、トイレに行くようにした。
- できるだけゆるい下着とパジャマを着用し、体を締め付けないようにした。
《編集部からひと言》
妊婦さんの90%以上が、眠れない・寝つきが悪いなどの悩みを経験しています。妊娠後期になるほど、不眠の症状がでる傾向にあるようですね。
妊娠中に眠れない原因としては、頻尿で何度もトイレで目が覚める、体勢がつらい、胎動が激しくて熟睡できない、などの声が多く上がりました。妊娠期におこるマイナートラブルも変化していくので、そのつど快適に眠れる対策が必要になりますね。
先輩ママ達がおこなった対処法には、就寝前のリラックス状態を高めるアイディアが多数。自分なりに気分が落ち着き、寝つきが良くなる方法を見つけたいものです。
出産後には赤ちゃんのお世話で、睡眠にまつわる悩みは増すことでしょう。赤ちゃんのためと、ママが無理しすぎるのはよくありません。妊娠中から自分自身をしっかり休められることの大切さを、ぜひ意識してくださいね。
まなべび講座では妊婦さんの眠りをテーマにした、専門家監修の記事を多数公開中です。ぜひチェックしてみてください。
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文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA
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