1. 妊娠中どれくらいの頻度で運動した?
妊娠中にしていた運動の頻度を聞いたところ、「毎日していた」という人が28%。「週の半分ぐらいしていた」が21%、「週1日はしていた」が20%でした。しかしながら「ほとんどしていなかった」が31%と、最多となりました。
2. 妊娠中の主な運動は?
※複数回答
妊娠中にしていた主な運動は、「ウォーキング」が圧倒的多数で56%です。次に「ストレッチ」が15%、「ヨガ」が13%と多くの回答を集めました。
3. 妊娠中の運動の目的は?
妊娠中の運動の目的については、「体重管理・ダイエット」が最も多く40%を占めています。「安産のための体づくり」と答えた人も31%います。
4. 妊娠中の運動で気をつけたことは?
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- とにかく無理はしないこと。健診のときにも医師から「できる範囲で無理しないことが一番だ」と言われたため。
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- 熱中症や脱水症状にならないため、こまめな水分補給を心がけた。真夏の日中のウォーキングはなるべく控えた。
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- 臨月になってからは、子宮口を柔らかくし、陣痛を引き寄せるためにたくさん歩いた。
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- 夜ウォーキングするときは旦那さんと一緒に。1日あたり5000歩以上を目標にした。またヨガはお腹が張るときはやめていた。
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- とくに運動はしていないが、上の子の子育てと仕事をしっかりして、意識的に体を動かすようにはした。
5. 妊娠中の運動による効果は?
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- ずっと家にこもっているとイライラするが、運動すると気分転換になり、ストレス発散につながる。リラックスできた。
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- 体重や血圧が安定し、足のむくみが起きにくかったこと。またどんどん体力がついて、仕事中も疲れにくくなった。
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- 妊娠初期からひどかった、腰痛が軽減した気がする。退職して日々の活動量が極端に減ったので、運動によって筋力の衰えをカバーできた。
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- 家でゴロゴロして過ごした日はなかなか眠れないが、適度な運動により、ぐっすり寝られるようになって良かった。
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- 浮腫がとれて、血圧も下がった。よく食べていた割には体重管理ができていた。
《編集部からひと言》
妊娠中の運動をした頻度については、毎日という人が28%いる一方で、ほとんどやっていない人も同じくらいの割合です。運動に対する意識には差があるようですね。
運動の内容だと「ウォーキング」が圧倒的に人気。場所を選ばす、手軽に空いた時間にできるのが大きなメリットでしょう。主に体重管理のため、また妊娠後期にかけては特に、出産への体力づくりのために運動に取り組んだ人が多いようです。
妊娠前のようなハードな運動は避け、お腹が張るなど体調の変化には注意が必要。ですが適した運動をすることで、さまざまな効果を得られているようす。気分がリラックスしたり、体力アップにつながるほか、マイナートラブル症状の改善にも役立っていますね。
仕事や家事で十分な時間がないかもしれませんが、無理せずできる範囲で運動に取り組めるといいでしょう。
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文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA