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2022.06.30
赤ちゃんの便秘に!【動画でわかる】乳児の「綿棒浣腸」のやり方
赤ちゃんの排便が何日もなかったり、お腹が張ったりすると、便秘ではないかと気になりますよね。新生児から生後5~6ヶ月ごろまでの乳児は、便秘になりやすいのです。今回は、家でできる赤ちゃんの便秘解消、「綿棒浣腸」の正しいやり方を動画で紹介。また受診が必要な目安についても、助産師が解説します。
赤ちゃんの便秘に「綿棒浣腸」
便秘ぎみであっても母乳やミルクの飲みが良く、赤ちゃんの機嫌がよければ様子見で大丈夫。赤ちゃんの肛門を少し刺激してみる、とうんちを出してくれることもあります。ケアの一つに、「綿棒浣腸」があります。
乳児向け【綿棒浣腸】に必要な準備
綿棒浣腸に必要な準備はこのとおりです。
・大人用綿棒
・ワセリン(ベビーオイルやオリーブオイルでも代用可)
・新聞紙、またはおむつ替えシート
乳児向け【綿棒浣腸】のやり方
綿棒浣腸の手順を説明します。
1. 新聞紙やおむつ替えシートを敷いた上に、赤ちゃんを置きます。おむつの下に新聞紙やおむつ替えシートを敷いておくと、服などの汚れ防止になります。
2. 綿棒の綿球部分に、ワセリンを塗ります。
3. 赤ちゃんの両足を持ち上げて、肛門に綿棒の綿球部分が隠れるくらいまで挿入します。
4. お尻の穴を広げるように、10秒程度ゆっくりと綿棒を回して刺激します。
※綿棒を奥に入れすぎたり、強くなりすぎないように注意しましょう。
赤ちゃんの便秘で受診が必要な場合とは
もしもこのような改善法を試しても、解消できない時や
・排便がなく、発熱や嘔吐の症状がみられる
・排便時にたびたび出血する
・血便がみられる
・1週間以上の便秘が続く
このような症状がある時は病院を受診しましょう。
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おすすめ情報
国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。
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