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2022.02.04
新生児のおむつ替えの手順【助産師による動画】回数&タイミング
初めて子育てをするママは、赤ちゃんが動いている時のおむつ替えや、おむつ替えの回数・タイミングに悩んでいませんか?今回は新生児のおむつ替えのタイミング、おむつ替えの手順、動いてうまくできない時のコツと、おむつ替えの注意点について助産師が解説します。
目次
【新生児赤ちゃん】おむつ替えの回数&タイミング
新生児期の赤ちゃんはおしっこを1日10~20回程度、うんちは多い時は10回以上することもあります。最近のおむつは、おしっこサインで色が変わる物もあります。しかし新生児のおしっこの量は少量なため、色が変わらない事もあります。
また新生児の赤ちゃんは、おむつが汚れていても泣かないことが多く、おしっこをしてもママが気づかない場合もあるかもしれません。毎回授乳の前後のタイミングでおむつを確認して、汚れていたら交換してあげるといいですね。特にうんちは、おしっこに比べて赤ちゃんの肌への刺激が強く、かぶれてしまう可能性があります。見つけたらすぐに取り替えてあげるようにしましょう。
また赤ちゃんがしゃっくりをしているときは、おむつが濡れて、身体が冷えている可能性も。その時にはおむつを確認してあげましょう。赤ちゃんが泣いている場合も、おむつが汚れているのが気持ち悪くて泣いているかもしれませんので、おむつを確認してあげてくださいね。
動画で解説!新生児のおむつ替えの手順
それではここから、新生児の赤ちゃんのおむつ替え手順を解説していきます。動画を交えてお伝えしていきますので、参考にしてみてください。
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【新生児赤ちゃん】おむつ替えがうまくできない時のコツ
ここからは、新生児の赤ちゃんが動いておむつ替えがうまくできないときの、コツについてお話していきます。
新生児のおむつ替えのコツ1. 楽しく感じてもらう
おむつ替えが楽しいものだと赤ちゃんが感じるように、ママの優しい声で赤ちゃんの名前を呼んだり、歌を歌ったり、「おむつをきれいにしようね」「気持ちがいいね」などと声をかけてあげましょう。ママの優しい声を聞いて、赤ちゃんが安心することが期待できます。続けていくうちに、赤ちゃんもおむつ替えが楽しいものだと感じるようになってくるでしょう。
新生児のおむつ替えのコツ2. おしりやうんちを観察
特にうんちの時に赤ちゃんが激しく動いたり、泣いたりする場合は、お尻が痛くて泣いている可能性があります。うんちが固くておしりが痛い、おしりが赤くなっている、などのトラブルがないか観察してみてください。
赤ちゃんは肌が弱いため、お尻を強く拭きすぎたり擦り過ぎたり、おしり拭きが肌に合っていなかったりすると、すぐにおしりが荒れてしまいます。何かおしりにトラブルがある場合には、原因を取り除いて気持ちよくおむつ交換ができるようにしましょう。
うんちがおしりにこびりついてなかなか取れないときには、シャワーや洗浄容器を使ってぬるま湯で流すという方法もあります。うんちに水分を含ませて柔らかくすることで、あまりおしりを擦らずにきれいにすることができますよ。
新生児のおむつ替えのコツ3. できるだけ素早く
おむつ替えで使うものを全て準備して、すぐに手に取りやすいような場所に配置するなど工夫してみましょう。回数を重ねるごとにコツを掴み上手になってきますので、焦らずに慣れていってくださいね。
新生児赤ちゃんのおむつ替えの注意点
新生児の赤ちゃんは骨や皮膚など、大人に比べて未熟なところも多いです。おむつ替えで注意する点をおさえておきましょう。
新生児のおむつ替えの注意1. 脚をひっぱらない
新生児期の赤ちゃんの脚は、骨の発達が未熟。無理に引っ張ると脱臼してしまうことがあります。おむつ替えをするときは、足の裏を合わせるようにして持ち、赤ちゃんのお腹のほうに近づけるか、手でおしり全体を持ち上げるようにしてくださいね。
新生児のおむつ替えの注意2. 皮膚を擦らない
赤ちゃんの肌は大人の1/2~1/3の厚さしかなく、とてもデリケートです。おしり拭きで強く擦ると、すぐに赤くなってしまいます。なかなか汚れが落ちない場合には、コットンにたっぷりぬるま湯を含ませたものを使ったり、シャワーや洗浄容器を使ってぬるま湯で流してみてください。
新生児のおむつ替えの注意3. おむつかぶれをケア
おむつかぶれの際は、皮膚を清潔に保ち、おしりがぬれたままおむつをあてないことが大切です。おしっこやうんちが頻繁な場合は、ワセリンなどで肌を保護するという方法もあります。
しかし清潔を保っていてもなかなかおむつかぶれが改善しない場合や、赤ちゃんがとても痛がっている場合は、かかりつけの小児科医や皮膚科を受診しましょう。赤ちゃんにも使える塗り薬を処方してもらう、あるいはケアの相談をしてみると心強いですね。
《まとめ》
赤ちゃんのおむつ替えは、誰でもはじめは戸惑うことばかりです。しかし回数を重ねるうちに、自分なりの方法やコツを掴んでうまくなっていきます。今回お話した内容を参考に、おむつ交換を少しでも楽しいものにしてくださいね。
※写真提供:PIXTA
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国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。
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