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2021.11.26

【動画で解説】新生児のベビー服の着せ方と選び方のコツ

赤ちゃんグッズを用意している中で、どんなベビー服をどれぐらい用意したらいいのか悩む人もいるでしょう。また赤ちゃんのお世話をあまりしたことがない人は、そもそもどうやってお着替えをしたらいいのかと不安に思うでしょう。この記事では、新生児のベビー服の選び方、着せ方を解説します。不安に思っている人はぜひ参考にしてください。

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【季節別】着替えさせやすい新生児のベビー服

新生児のベビー服

 

ベビー服は種類も多く、それぞれの洋服にどんな違いがあるのか、どれを選んだらいいのかわからないかもしれません。ここからはベビー服の種類と、季節別の選び方を紹介します。

 

新生児のベビー服の種類とは?

ベビー服には肌着、上着、ズボンがありますが、新生児の間は基本的に肌着と上着しか使いません。

 

まず必ず必要な肌着ですが、肌着にも種類はたくさんあります。

・短肌着(たんはだぎ)

・長肌着(ながはだぎ)

・コンビ肌着

・ロンパース

 

それぞれについて、詳しく説明していきます。

 

新生児肌着1

短肌着

短肌着はお腹あたりの丈感で、ひもやスナップボタンで留める肌着です。首が座っていない期間にも着替えがしやすいのですが、足をバタバタすることで、めくれあがってはだけてしまうデメリットもあります。そのため、あまり動かない生後すぐの時期に使用することが多いです。

股にスナップボタンがついていないことで、おむつを頻繁に交換する新生児期には便利、というメリットもあります。

 

長肌着

短肌着と同じ作りの肌着ですが、長さが足まであります。足をバタバタさせるとはだけてしまいますが、短肌着とは異なり、お腹が出て冷えてしまうことがないです。そのため、気温が低い冬生まれの赤ちゃんに使用することが多いです。

 

新生児肌着2 

コンビ肌着

コンビ肌着は短肌着の上から重ねて使用することが多いです。股のところがスナップボタンになっているので、足をバタバタする生後1ヶ月頃から使用することが多いです。足をバタバタしてもはだけにくく、体温調節が難しい生後すぐの時期から保温ができるので、新生児期から長く使用することができます。

 

ロンパース

ロンパース型は、上着とスボンが一体型になっている肌着です。この肌着も股をスナップボタンで留めて使用しますが、コンビ肌着とは異なり、足の付け根までしか覆わない丈が短いタイプです。

前開きのものは足をバタバタさせる生後1ヶ月ごろから使用が可能。首が座ったら被るタイプのロンパースに変更するなどして、かなり長期間使用することが多い肌着です。

 

季節に合った新生児のベビー服の選び方

ここからは紹介した肌着の種類を元に、季節別に肌着の合わせ方の例を紹介します。

 

春・秋生まれベビーの場合

春・秋生まれのベビーの場合は、新生児期は短肌着+長肌着もしくはコンビ肌着がいいでしょう。日によって、また時間帯によって気温の変化が大きい季節なので、その日の気温に合わせて変えるようにしてください。

 

夏生まれベビーの場合

夏生まれベビーの場合は、短肌着もしくはコンビ肌着1枚のみでOKです。部屋の空調や赤ちゃんの体調に合わせて、おくるみやブランケットで調整するといいでしょう。

 

冬生まれベビーの場合

冬生まれベビーの場合は、短肌着にコンビ肌着もしくは長肌着を重ねて、その上からドレスオール、コンビオール、プレオールなどを着せましょう。部屋の空調で温度を調整している場合は、重ね着しすぎて熱がこもらないように注意してください。

 

 

【動画でわかりやすい】新生児のベビー服の着せ方

ここからは、新生児のベビー服の着せ方を紹介します。お着替えに不安がある人は、やり方をしっかりみて覚えてくださいね。今回は短肌着とコンビ肌着を、重ねて着る場合の方法で説明します。動画もぜひ参考にしてください。

 

 

事前にしっかりと準備することで、焦らずにお着替えができます。冬などさらに洋服を重ねる場合には、一番下にドレスオールなどを置いて、その上にコンビ肌着、短肌着と肌に触れるものから順に重ねておきましょう。

 

 

新生児のベビー服の選び方と注意点

ここからは、新生児の着替え・服選びの注意点について解説していきます。

 

ベビー服は綿素材がおすすめ

新生児は敏感肌なので、綿素材のものがいいでしょう。特に肌に直接触れる肌着は、肌に優しい綿100%がおすすめです。綿の糸の太さ、編み方で呼び方が変わります。

肌着の素材も季節によって使い分けがあるので、以下の表を参考に選んでください。

 

春夏におすすめ

●ガーゼ

やわらかい平織素材。伸縮性はあまりない。

通気性がよく乾きやすい。重ねて使用することで保温性が上がる。

 

●天竺

平編みの生地。薄手でサラッとしていて、通気性がよい。

夏におすすめ。

季節問わずOK

●フライス

伸縮性の高い編み生地。

やわらかく季節を問わず使用できる定番の素材。

秋冬におすすめ

●スムース

両面リブ編み。

生地やや厚めでしっかりとしているため、秋冬向き。

 

●パイル

タオル地でやわらかく、汗をよく吸収してくれる。

保温性も高く、肌着としてはやや厚めで秋冬向き。

 

気温に合った新生児のベビー服選び

新生児は自分で体温を調整するのがまだ難しいので、洋服や肌着、かけもので調整する必要があります。

春や秋などは朝晩で気温の変化が大きいので、薄手の肌着を重ね着したり、日によって厚手のものや薄手のものに変えるといいでしょう。夏は外と室内の気温の変化が大きいので、薄く通気性のよい肌着や洋服を着せましょう。室内では空調がききすぎて冷えることがあるので、薄手のカーディガンやブランケットで調整できると安心です。

 

冬は秋と同様、肌着は薄手のものを重ね着し、上から着る洋服を厚手のものにするといいでしょう。ブランケットなどもよりあたたかい素材のものを使用するとしっかり保温できます。

 

洗濯は大人と分けて赤ちゃん用の洗剤で

赤ちゃんの肌は敏感なため、大人の衣類と分けて洗濯しましょう。刺激に弱い赤ちゃんの肌を守るため、赤ちゃん用の洗剤もあります。最初はできれば、赤ちゃん用の洗剤を使用して洗濯することをおすすめします。

肌荒れなどのトラブルがなければ、徐々に普通の洗剤に変えてもいいでしょう。その場合の洗剤は、漂白剤や蛍光増白剤を使用していないものを選んでください。

 

新品のベビー服は水通しを

新品の洋服を買った時は、ついているのりを落とすために、着る前には必ず洗濯や水通しをしてください。水通しをすることで、衣類ののりが取れてやわらかくなります。また吸水性もあがるので、汗を吸収し肌への負担も軽減できます。

 

 

新生児の服の着替えタイミング・回数

新生児の着替え

 

ベビー服はどのタイミングで着替えるのか、1日何回ぐらい着替えるのか、知っていますか?

 

ベビー服の着替えは汚れたら

着替えは汚れたタイミングでします。ただ、新生児の着替えは一日に何度も必要なタイミングがあります。汗をかいた時、ミルクやおっぱいの吐き戻しをした時、ウンチやおしっこで汚れた時などです。着替えてすぐに汚れることもしばしばあります。

 

もし全く汚れていない場合でも、1日に1度は着替えをしましょう。昼夜のリズムをつけるためにも、大人と同様に、朝に着替えをする習慣をつけるのもおすすめです。そのため、肌着や洋服は複数枚用意しておきましょう。

 

 

《まとめ》

 

赤ちゃん用の服は見ているだけでかわいく、準備も楽しいことでしょう。衣類には素材の違いもあるので、生まれる時期に合わせて、季節ごとに肌着や洋服の素材を選ぶようにしてください。自分でうまく体温調節ができない間は特に、大人が気をつけて衣類などで調整する必要があります。その日の気温や行く場所に合わせて、小物なども組み合わせながら脱ぎ着できるよう、調整してください。

 

※写真提供:PIXTA

 

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監修者

山手 実佳 先生

助産師

国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。

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