妊娠17週のお腹の赤ちゃん-性別が判明
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妊娠17週になると超音波検査で、赤ちゃんの性別がわかることが多いでしょう。早いママでは12週頃から分かることもありますが、基本的には妊娠17週頃の場合が多いです。もしも「出生時まで性別は知らずに、楽しみにしておきたい」というママは妊婦健診の時に、医師や助産師に伝えましょう。
妊娠17週ごろは指を動かせる
妊娠17週ごろのお腹の赤ちゃんは、骨が丈夫になり筋肉もつくため、ダイナミックな動きが増えてきます。手を口元に持っていく仕草は赤ちゃんらしく、とても愛おしい姿。超音波検査で見られるといいですね。また筋肉と神経系が発達することで、赤ちゃんは指を動かせるようになります。
妊娠17週のママ-栄養管理を意識して

妊娠中期は食欲が戻ることで、ママの体重が増えてくる時期です。急激な体重増加は高血圧や糖尿病を招いたり、難産になることがあるので、注意しましょう。
ただし体重を意識しすぎて、食事を摂らないのはよくありません。妊娠中期には必要なエネルギーも増えるので、栄養をしっかり摂りながら体重管理をしましょう。
妊娠期は必要なエネルギー量が増える
ママの体重増加は、食事や運動でコントロールしましょう。食事ではバランスのよい献立を意識して、エネルギーを摂ることが必要です。
また胎児・胎盤の発育や、出産時の出血に備えて鉄分も重要。妊娠中期には、妊娠していない時期と比較して15mg多く必要だと言われています。鉄分は動物性タンパク質やビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率が上がりますよ。
鉄分を多く含む食品
・レバー
・ほうれんそう
・大豆
・あさり
・インゲン豆
妊娠17週の胎動-胎動を感じ始める
早いママは妊娠16週頃から胎動を感じ、経産婦の多くは妊娠18週頃に感じるといわれています。胎動の感じやすさは人それぞれなので、今の時期にまだわからなくても大丈夫。初めて胎動を感じられる日を楽しみに待ちましょう。
妊娠17週の過ごし方ー体重管理を始めよう
妊娠17週は妊娠中期に入り、食欲が戻ることで、体重がいっきに増えてしまうママも多いでしょう。体重が急激に増加すると、高血圧や糖尿病になってしまうほか、出産時のリスクが高くなります。医師から安静の指示がなければ運動もできますので、栄養を摂りながら体重管理をしましょう。
妊娠中に避けるべき運動
妊娠17週にもなると「運動を始めなきゃ!」と思うママも多いでしょうが、妊娠中には避けるべき運動があります。
・転倒しやすい運動
・強い腹圧をかける運動
・強く腰を曲げる運動
・関節の深い曲げ伸ばしをする運動
・瞬発性が必要な運動
・気圧や水圧が強くかかる運動
・無酸素運動
これらはお腹への負担が大きく、切迫早産のリスクが高いもの。これら以外の運動で、1日30分程度から自分にあったものを始めましょう。
呼吸を止める無酸素運動は、赤ちゃんへ酸素が十分に届かなくなる危険があるので避けて、有酸素運動をしましょう。呼吸を意識しながらリラックスし、身体の柔軟性を高めるマタニティヨガをはじめ、マタニティビクスやウォーキングがおすすめです。
《まとめ》
妊娠17週は食事からの栄養摂取や体重管理など、日々の生活での意識が必要になります。妊娠5ヶ月目に入り、早くも妊娠期間は残り半分。元気な赤ちゃんに会える日を楽しみに、生活を充実させリラックスして過ごしましょう。
妊娠17週(妊娠5ヶ月)ごろの“専門家Q&A ママが知りたいギモン”
ママたちの疑問や不安に、産科医師・助産師・管理栄養士など各分野の専門家が回答します。
Q. 安産祈願の腹帯とは?つけなければだめですか?
Q. 妊娠中にひじきの食べ過ぎはダメ?どれぐらい食べても良いのでしょうか?
1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。
2010年一般社団法人格を取得。
2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。
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