抱っこ紐はいつからいつまで使える?
「抱っこ紐はいつから使っていいの?」「いつまで抱っこ紐は使うもの?」など、抱っこ紐が使える時期を知りたい妊婦さんは多いはず。いつからいつまで使えるのかチェックしておきましょう。
新生児から使える抱っこ紐がある
抱っこ紐は新生児から使っていいのか、迷うママも多いかと思います。基本的にはいつから使ってもOKです。しかしすべての抱っこ紐が新生児から使えるのか、と言うとそうではありません。新生児から使いたい場合は、首が座らない赤ちゃんでも使える仕様のものを選ぶのがポイントです。
抱っこ紐が使えるのは2歳ごろまで
1歳になるとよちよち歩きをするようになるので、抱っこ紐を使うことは徐々に減るもの。2~3歳ぐらいで抱っこ紐を卒業することが多いようです。いつまで使えるかに関しては、抱っこ紐の対象年齢や適応体重をチェックしましょう。年齢よりも体重や身長を重視するといいかもしれませんね。
新生児から使える抱っこ紐の選び方
新生児から使える抱っこ紐が欲しいものの、どうやって選べばいいか迷ったら、以下のポイントから選んでみてください。
・機能面
・装着のしやすさ
具体的にどんなポイントなのかをみていきましょう。
機能面から選ぶ
抱っこ紐を選ぶときに一番に重視してほしいのが機能面です。
・通気性の良さ
・安全性の高さ
・どんな抱き方ができるか
・洗える素材か
・サイズ調節ができるか
抱っこ紐を使う時期は長くないとはいえ、機能面に優れたもののほうが使いやすさは格段にアップします。シーンに合わせた使い方ができる機能を搭載した、使いやすい抱っこ紐を選びましょう。
装着のしやすさで選ぶ
抱っこ紐は、装着のしやすさも大きなポイントです。抱っこするときに手伝ってくれる人がいればいいのですが、ひとりで装着することがほとんどでしょう。できるだけ簡単に、短時間で装着できるものを選ぶと便利です。
抱っこするときはもちろん、降ろしやすさも重視しなくてはなりません。装着のしやすさは、一度試してみるのがおすすめです。
抱っこ紐の種類「キャリー型」と「スリング型」
抱っこ紐には大きく分けて2種類があります。
・キャリー型
・スリング型
それぞれどのような特徴があるかチェックしておくと、何を選べばいいのかわかりやすくなりますよ。
【キャリー型抱っこ紐】縦&横抱き・おんぶOK
キャリー型の抱っこ紐の最大の特徴は、機能面が充実しているということ。肩ベルトや腰ベルトなど安定性があり、赤ちゃんの重さを分散させて抱けるので疲れにくいという特徴もあります。また縦抱きのほかに横抱きやおんぶなど、色々な抱き方ができるのもキャリー型の魅力です。
【スリング型抱っこ紐】装着簡単で密着する
スリング型は、布製で赤ちゃんを包み込むようにして抱っこするタイプ。肩から斜めにかけて抱っこするので赤ちゃんとの密着度が高く、装着のしやすさも魅力です。
片方の肩に負担がかかりやすいというデメリットはあります。ですが軽くてコンパクトなので、持ち運びやすさやおしゃれな雰囲気を重視したい人には、スリング型が人気です。
抱っこ紐があると便利!主な利用シーン
先輩ママはどんなシーンで抱っこ紐を活用しているのでしょうか。ここでは抱っこ紐の主な利用シーンについてご紹介します。
■お出かけ
やはり一番多いのがお出かけのシーン。スーパーへのお買い物はもちろん、お散歩のときに抱っこ紐を利用するママを街中で見かけることもよくありますよね。お出かけのときに両手を開けたい場合は、抱っこ紐が大活躍してくれますよ。
■寝かしつけ
寝かしつけのときに抱っこ紐を活用するのもおすすめ。添い寝では寝ないときや、ずっと泣いていてなかなか落ち着かないときに使うのも良いです。抱っこ紐で密着させてあげると安心する赤ちゃんも多いようです。
■家事
赤ちゃんがぐずっている時にも、やらなければいけない家事があるでしょう。そんなときにも抱っこ紐が活躍します。抱っこ紐を使えば両手があくので、ちょっとした掃除や洗濯、片付けなどができますよ。
先輩ママによる抱っこ紐選びのポイント・購入の失敗エピソードとは?
ここからは、先輩ママにアンケート調査をした結果を見てみましょう。抱っこ紐の購入時、どのようなポイントを重視したのか、また購入後の失敗談も合わせて参考にしてみてください。
Q.1 抱っこ紐はいつ頃から使い始める?
抱っこ紐を使い始める時期については、「生後1~2ヶ月ごろ」と答えた人が56%、「生後3~4ヶ月ごろ」が41%という結果に。
Q.2 どのタイプの抱っこ紐を購入した?(する予定)?
「対面抱っこ・タテ抱っこタイプ」の抱っこ紐が80%と大部分を占めました。
Q.3 抱っこ紐を購入する時に重視するのは?
・新生児から使えて、軽さ、畳んだ時にコンパクトで使い勝手のいいもの。また一人で簡単に装着できるもの。あとは価格との相談。
・腰で支えるタイプ。赤ちゃんが落ちてしまわないよう、抱っこひもの中にも落下防止対策がされたものを選んだ。
・先輩ママさんたちの口コミが高いもの(コニーやエルゴなど)を購入する予定。
・子供が座れるようになってから使うものにしたい。ヒップシートが着いていて肩紐と分離できるものは、大きくなっても抱っこが楽そう。
・自分と主人が使うため、2人共が使えるサイズで、難なく装着できるものを選んだ。
Q.4 抱っこ紐を購入して失敗したことは?
・かさばるので持ち運びに不便。子供が公園の帰りに疲れて歩かなくなった時に、サッと出せて使えるコンパクトなタイプも欲しかった。おんぶが難しいのも困った。
・最初は何を買ったらいいか分からなかったため、安い物を購入したところ、腰への負担が大きかった。試着してみて購入すれば良かった。
・洗濯した後に型崩れした感じがあって、使いにくくなった。洗濯しても変わらず使えるといいなと思う。
・軽くて運びやすかったが、子供が落ちそうで少し怖かった。肩紐が細めだと食い込んで痛いので、紐は太めのものが良い。
・主人も使えるように無難な黒にしたら、色は気に入っているけど、数年たつと日焼けの色あせが結構目立つ。実際主人はほとんど使うことはないので、同じシンプルでも日焼けを考慮した色も検討すればよかった。
・新生児時期は小さくて、抱っこ紐が大きいタイプだったので、抱っこするのが怖かった。3ヶ月くらいまでは横抱っこがいいときいたので、横抱っこできるタイプの物も購入すれば良かった。
Q.5 抱っこ紐のメリットを感じる時は?
-
- 外出途中で寝かせるタイミングや、グズグズした時に必ず持参。夜の寝かしつけにも重宝した。
-
- お散歩、軽いお買い物など外で使うことが多かった。ベビーカーも便利だと思うけど、両手がふさがるのが嫌で、抱っこ紐を使うことが多い。
-
- バスでベビーカーを広げたまま乗ることはなかなかできないので、抱っこひもがあると助かる。また二人目が産まれてからは上の子の相手をしている間や、家事をするときに両手が使えるので、一人目のときよりも活用している。
-
- 何をしても泣き止まないのに、抱っこ紐をしてたらすぐ寝る。
抱っこ紐選びについて、先輩ママのアンケート結果を紹介しました。どのタイプの抱っこ紐が自分に合っているか、ぜひ参考にしてみてください。
文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA
関連ページ
✔新生児のベビーカーはいつから?先輩ママによる失敗しない選び方&購入時期
✔新生児のチャイルドシートは退院時に必要!先輩ママに聞く選び方のポイント
✔赤ちゃんの肌着の種類と選び方【季節&月齢別】先輩ママの声も紹介