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2021.09.08
新生児のチャイルドシートは退院時に必要!先輩ママに聞く選び方のポイント
出産を終え、産院から自宅に帰る時には「退院するときにチャイルドシートっているの?」と疑問に思うかもしれません。ここでは、いつからチャイルドシートを使用すればいいのか、どんなチャイルドシートを購入すればいいのか、詳しくご紹介します。チャイルドシートの種類や選び方、先輩ママに聞いたチャイルドシート選びの失敗エピソードなども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- チャイルドシートは新生児の退院時から必要
- 新生児から使えるチャイルドシートの種類
- ・横向きに寝かせたまま乗せられるベッド型
- ・後ろ向きに座って乗るイス型
- チャイルドシートが前向きOKなのはいつから?
- ・前向きチャイルドシートは体重10kgが目安
- ・欧州ではうしろ向きチャイルドシート推奨
- 年齢別【チャイルドシートの選び方】ジュニアシートはいつから?
- ・新生児から使えるチャイルドシート
- ・1歳から使えるジュニアシート
- ・3歳から使えるジュニアシート
- 先輩ママに聞いた!チャイルドシート選びのポイント&失敗談
- ・Q.1 チャイルドシート購入時に重視するのは?
- ・Q.2 チャイルドシートを使っていて困る・不満な事は?
- ・Q.3 チャイルドシートを購入して失敗したのは?
チャイルドシートは新生児の退院時から必要
2000年に道路交通法が改正され、6歳未満のすべての子どもにチャイルドシートの着用が義務化されています。もちろん赤ちゃんも6歳未満の子どもですから、退院するときに車を利用する際はチャイルドシートの利用が必須です。
衝突事故にあった場合、赤ちゃんの体にかかる負荷は30倍といわれていて、抱っこでは赤ちゃんを守ることはできません。大切な赤ちゃんを守るために、チャイルドシートはとても重要なアイテムです。
新生児から使えるチャイルドシートの種類
新生児から使えるチャイルドシートは、ベッド型とイス型の2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
横向きに寝かせたまま乗せられるベッド型
ベッド型のチャイルドシートは、シートが進行方向に対して横向きになるタイプです。ほぼフラットまでシートを倒せるので、赤ちゃんを寝かせたまま乗せられるのが最大のメリット。首に負担がかかりにくく、赤ちゃんに無理のない姿勢で乗せることができます。
後ろ向きに座って乗るイス型
一般的なチャイルドシートというと、イスの形をしたタイプをイメージする人が多いのではないでしょうか。新生児をイス型のチャイルドシートに乗せる場合は、進行方向に頭を向けうしろ向きの状態にするのが決まりです。前後左右すべての方向から赤ちゃんを守る仕様になっているため、安全性が高いこと、また新生児期を過ぎても使えることが魅力です。
おすすめ情報
チャイルドシートが前向きOKなのはいつから?
新生児期はうしろ向きにチャイルドシートに乗せますが、いつから前向きにしていいのか気になりますよね。前向きのほうが赤ちゃんの様子が見えやすく安心感もありますが、赤ちゃんの命を守るために正しい使い方をチェックしておきましょう。
前向きチャイルドシートは体重10kgが目安
JAFのガイドによると、赤ちゃんの体重が10kgを超えることが、チャイルドシートを前向きに切り替えるひとつの目安とされています。赤ちゃんの体重が10kgを超える時期には個人差がありますが、平均体重を参考にすると1歳半前後といわれています。
1歳を過ぎるまでは、うしろ向きにしていたほうが安全性が高いということですね。
欧州ではうしろ向きチャイルドシート推奨
日本と違い、乳児専用のチャイルドシートを使うことが多い欧州。できるだけ長期にわたり、うしろ向きで利用することが推奨されています。
目安としては、
・身長が83cmを超えるまで
・体重が13kgまで
・月齢15ヶ月まで
これらのどれかを超えたら、前向きに切り替えることが理想です。
年齢別【チャイルドシートの選び方】ジュニアシートはいつから?
チャイルドシートは月齢や年齢はもちろん、赤ちゃんの体格に合ったものを選ぶことが大切です。年齢に合ったチャイルドシートの特徴をご紹介します。
新生児から使えるチャイルドシート
新生児から使えるチャイルドシートの多くは、4歳ごろまで長く使えるものが主流です。赤ちゃんの体格に合わせてリクライニング機能がついていますが、何段階で調節できるかチェックしておきましょう。またシートが回転するか、シートの取り外しができるかなどの機能も確認しておくといいでしょう。
1歳から使えるジュニアシート
赤ちゃんが1歳を過ぎて体つきがしっかりしてきたら、1歳から使えるジュニアシートに切り替える人も少なくありません。背もたれと一体型になっているものと、座席部分と背もたれを取り外せるタイプがあり、取り外せるものは10歳ごろまで長く使えるのがメリットです。ベルトやシートがしっかりしているかなど、安全面を意識して選ぶのがおすすめです。
3歳から使えるジュニアシート
年齢が3歳、体重が15kgを超えたら使えるジュニアシートもあります。赤ちゃんのときに使っていたチャイルドシートが窮屈になったと感じたら、体重が36kgくらいまで使えるジュニアシートに切り替える人が多いようです。座席だけのタイプが多く、持ち運びしやすいのが最大のメリットですね。
先輩ママに聞いた!チャイルドシート選びのポイント&失敗談
ここからは先輩ママのアンケート結果を見てみましょう。チャイルドシートの購入時、どのようなポイントを重視したのか、また購入後の失敗談も合わせて参考にしてみてください。
Q.1 チャイルドシート購入時に重視するのは?
・安全性が高く、機能性が十分かどうか。価格が高くても長く使えるものを重視して購入したい。主人と私の車どちらにも使えるもので、2人目となった場合にお下がりが効くよう壊れにくいものがいいなと思っている。
・旅行や帰省など、出かけ先でも便利な物が良いと思い、ベビーカーに取り付けられるチャイルドシートを選んだ。
・平日は私の車で、休みの日や遠出する時は主人の車で移動するので、取り外し・装着がしやすいもの。
・安心できるのはやはり日本製。あと洗いやすい、取り外ししやすいかどうか。お菓子の食べかすなど掃除がしやすそうなもの。
・子供を乗せたり下ろしたりしやすい回転型。新生児から使える構造で4歳頃まで使用できるものを選んだ。
Q.2 チャイルドシートを使っていて困る・不満な事は?
・かなり重量があり、別の車への付け替えを1人でするのに大変だった。汚れた時もカバーが外せず洗うのにかなり大変。
・バウンサーにもなるタイプを使っていた。子供が寝て、車からそーっと降ろす時に持ち手が「ガチャッ!」と音がするため、結局起きてしまうことが多い。
・子供の成長が早いので、すぐに買い替えるタイミングがきてしまった。もっと長く使えるものも検討すればよかった。また日が当たることが多く、日よけもつけたら良かったと思った。
・少し大きくなってから、暴れる子供を固定するときにワンタッチだったらいいなと思う。左右のベルトを合わせてからカチッと固定する必要があり、その間に暴れて固定がスムーズにいかないので使いにくい。
Q.3 チャイルドシートを購入して失敗したのは?
- コスト重視したのが間違いだった。少し高くても回転式の方が、乗せ下ろしが絶対に楽だと思った。
- 軽自動車の後部座席に取り付けるとエアコンの風がなかなかいかず、汗だくになっていることがあった。ベビーカーのように通気性をもう少し見ておけば良かった。
- 取り外しが出来て洗濯しやすいものを選べばよかった。あとはドリンクホルダーがついていたら便利なのにと思う。
- 値段的にシートベルト固定のタイプにしたが、ISOFIXにしたらつけ外しがもっと楽だったし、安定したかなと思った。長く使うものなので、多少値段は高くてもありかと思う。
チャイルドシートは高価なため、どれを選んでいいか迷いがち。先輩ママの体験談を参考に、後悔しないチャイルドシート選びができるといいですね。
文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA
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