1. 腹帯を使っている?
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「使っている」が48%と約半数を占めました。「そもそも持っていない」妊婦さんは28%。「持っているが使っていない」人は25%です。
2. 腹帯はいつから使い始めた?
対象:Q1で「使っている」と答えた方
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最も多いのが「妊娠5ヶ月」という回答で38%。次いで「妊娠6ヶ月」、「妊娠4ヶ月」、「妊娠7ヶ月」の順に多くなりました。
3. どんな種類の腹帯を使っている?
対象:Q1で「使っている」と答えた方
※複数回答
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「腹巻タイプ」が最多で54%、次に「サポートベルトタイプ」が38%、「骨盤ベルトタイプ」が29%、「パンツ・ガードルタイプ」が27%です。「さらしタイプ」はわずか6%でした。2種類以上のものを持っていたり、使い分けている人もいるようです。
4. 腹帯を選ぶポイントは?
※複数回答
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「着脱のしやすさ」が74%、「サポート力」が67%と、非常に多くの回答をあつめました。「価格」や「素材」で選ぶという人も多いようです。
5. 腹帯を使っていない理由は?
対象:Q1で「そもそも持っていない」「持っているが使っていない」と答えた方
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「まださほどお腹が大きくない」という62%の人は今後使用するかもしれませんが、そのほか使っていない理由として、「着脱が面倒」が18%、「苦しい」が17%です。少数ですが、「だんだんずれてしまい不快だから」、「縫い目が痒く感じたから」などのコメントもありました。
6. 腹帯を使って良かったこと・感じる効果は?
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- お腹が支えられて安定し、守られているという安心感がある。腹帯に保護されているほうが正しい姿勢への意識も強まる。
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- 妊娠後期にお腹がふくらんでくるにつれ、歩きづらさや腰・下半身の痛みが出てきたので、腹帯を使い始めて歩くのが楽になり痛みも軽減した。付けている時と付けていない時では症状が全然違う。
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- 長期間つわりが酷く、暑さで気持ちが悪くなるので薄着で過ごしたいが、子宮収縮予防のためにお腹は冷やしたくなかった。腹帯のおかげで薄着でもお腹だけは冷えなかったように思う。
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- 腰や骨盤まわり、恥骨の痛みがやわらぎ、立っている時も座っている時も姿勢が良く安定した。そのせいかお腹の張りもマシになったように感じる。
《編集部からひと言》
今回の調査によると、すでに腹帯を使っている妊婦さんは約半数。使い始めた時期は、お腹が大きくなってくる妊娠中期が多数で、特に妊娠5ヶ月~6ヶ月ごろが最も多いようです。さまざまある腹帯の種類の中で人気なのは、お腹をすっぽりと包み込める腹巻タイプ。トイレに行くときも脱いだり下げたりする必要がないので、日常生活には楽で心地よいですよね。腹帯の選び方では、やはり着脱のしやすさが重要なポイントのようです。しかし妊娠後期・臨月にはよりしっかりとお腹を支えるサポート力も欲しいところ。腹帯タイプに加え、サポートベルトタイプも準備し、使い分けるといった声も寄せられました。
そして腹帯を使うことで感じる効果としては、腰痛改善、冷え予防、下半身への負担軽減などの回答が目立ちました。妊娠期によくあらわれるトラブル症状の改善に、役立っているようですね。
ちなみに全体の25%の妊婦さんは、腹帯を持っていても使っていないとのこと。その理由をたずねたところ、一部では使い方がわからない、そもそも必要性を感じない、という回答もみられました。ぜひこの記事を参考に、今後の腹帯の選び方や使い方について知ってもらえたらと思います。
まなべび講座では、腹帯の役割についての助産師監修記事、また妊娠中の腰痛改善法を紹介する動画もありますので、チェックしてみてくださいね。
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文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA