1. いま妊娠何ヶ月?
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「妊娠2ヶ月」から「妊娠10ヶ月」まで、さまざまな周期の妊婦さんが回答しています。
2. 安産のイメージとは?
※複数回答

「分娩時間(子宮口が開いてから赤ちゃん娩出まで)が短い」が67%、「陣痛(開始)から分娩までの時間が短い」が64%と、多数の回答を集めました。次いで「産前産後が辛くない」が29%、「分娩時の痛みが少ない」が24%、「会陰切開をしない」「元の体型(骨盤など)が関係している」が16%ずつという結果でした。
3. 安産とは何か知っている?

60%の妊婦さんが「なんとなく知っている」でした。「知らない」という人は33%、「知っている」人はわずか7%です。
4. 安産のためにやっている事はある?

「やりたいが何をしていいかわからない」人が全体の56%です。「ある」人は27%で、「ない(今後もやるつもりもない)」という妊婦さんも少数ですが7%いました。
5. 安産のために何をやっている?
対象:Q4で「ある」と答えた方
※複数回答

最も多いのは「安産祈願」で76%、次に「冷え対策」が59%、「体操・ヨガ・ストレッチなど有酸素運動」が56%という結果。また「十分な睡眠」が55%、「栄養バランスのとれた食事」が48%でした。
6. 安産について気になる事・疑問は?
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- 安産といってもざっくりしたイメージしかないので気になる。何を指すのか定義と、その対策に正解はあるのか知りたい。
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- 自分の母親が安産だった場合、自分も安産である可能性は高まるのか?また初産が安産だった時に2人目以降も安産になる確率はどうなのか。
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- 呼吸法や出産イメージトレーニングなど動画サイトにもよくあるが、実際にどの意見が正しいのかわからない。どうやって練習すれば良いか疑問。
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- もともと骨盤が狭いのだが、何かトレーニングでそれをカバーする方法はある?2人目出産を見越して、産後の骨盤調整の必要性も気になる。
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- 妊娠中に体重が増えすぎると難産になるとよく言うが、逆に妊娠悪阻などで体重が増えなかったら安産なのかと疑問に思う。
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《編集部からひと言》
半数以上の妊婦さんが「安産」に対しての知識は曖昧で、安産とは何かをしっかり理解している人は非常に少ないことがわかりました。安産に関するイメージで多いものは、分娩にかかる時間がいかに短いかであるようです。出産経験のあるママはよく「分娩室に入ってから30分で生まれたから安産だったよ」「陣痛がきてから20時間もかかって難産だった!」などと話す機会も多いためかと思います。
出産までにできる事として「安産祈願」に行く妊婦さんはかなり多いようす。ですが願うばかりではなく、確実に安産に近づける取り組みがあればやりたいですよね。冷え対策や体操・ヨガなどの有酸素運動は比較的多くの人が実践しているとのこと。
安産を目指すとひと言でいっても、もともとの体型の問題から妊娠中の生活習慣、分娩時の呼吸やいきみなど、対策は多岐にわたります。自分に合ったものを無理のないペースで取り組めるといいですね。
まなべび講座では、安産についてぜひ知ってほしい、専門家監修の記事があります。安産のためのストレッチや呼吸法などは動画でわかりやすく解説していますので、チェックしてみてくださいね。
「安産」に関連するページ
✔動画【安産のための呼吸法】で陣痛・出産を乗り越える!助産師が解説
✔【動画で学ぶ安産体操】臨月まで1日たった3分!安産への股関節のストレッチ
✔そのほか「安産」についての記事一覧
文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA