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2021.08.16
【職場への妊娠報告】上司・同僚への上手な言い方・伝え方は?
仕事をしている人が妊娠すると、職場にその報告をする必要があります。職場への妊娠報告は「どのタイミングですればいいの?」と迷う妊婦さんもいるのではないでしょうか。ここでは、職場への妊娠報告を控えている妊婦さんのために、タイミングや上手な言い方についてご紹介します。
目次
職場への妊娠報告のタイミング・順番
妊娠すると、出産・育児のための休暇を取る必要があるため、職場への妊娠報告は必須です。どの順番でいつ報告すればいいのか、しっかりチェックしておきましょう。
職場では上司、総務、同僚の順に妊娠報告
職場では、妊娠報告をする順番を間違えないようにしましょう。まずは上司に最初に妊娠報告をしましょう。上司に報告をしたら、次に総務に報告をするのがおすすめです。
同僚への報告も同じ時期に行うという妊婦さんもいますが、業務に支障が出なければ安定期に入る妊娠5ヶ月頃まで伝えない、という妊婦さんもいるようです。
上司への妊娠報告は妊娠2~3ヶ月が良い
職場の上司への妊娠報告は、妊娠2ヶ月から妊娠3ヶ月頃に行う妊婦さんが多いようです。
「妊娠2ヶ月では早すぎるのでは?」と思うかもしれませんが、妊娠するとつわりや急な体調不良など、予期せぬことが起こることも少なくありません。つわりによる吐き気や疲れやすさを感じる人が多く、思うように動けないということもあります。こういった体調の変化やお腹が大きくなることで、重い荷物を持ったり、忙しく動き回ったりすることが難しくなります。
体調不良で業務に影響が出る場合もあり、妊婦さんが避けたほうが良い業務もあるので、直属の上司にはできるだけ早めに妊娠報告をするのがおすすめです。
先輩ママ&妊婦さんの声
- Q. 職場への妊娠報告はいつしましたか?(回答者25名)
先輩ママ&妊婦さんの声
- Q. 職場での妊娠報告は誰に一番にしましたか?(回答者25名)
職場で妊娠報告をするときの言い方
職場に妊娠報告をするときの言い方も気になるところでしょう。妊娠報告はシンプルにするのがベストといえます。言い方としては、妊娠したということを率直に伝え、今妊娠何ヶ月で出産予定日はいつかという点を含めての報告がおすすめです。さらに、考えられる体調の変化やできなくなるだろう業務についても説明しましょう。
上司には「相談したいことがあるので、お時間いただけますか」と声をかけて報告する時間をとってもらうといいでしょう。
先輩ママ&妊婦さんの声
- Q. 職場の上司への妊娠報告はどのような手段で伝えましたか?(回答者25名)
おすすめ情報
妊娠中も働き続けるときに知っておくべき制度
妊娠しても少なくとも出産までは働く場合、次のような制度があることもチェックしておきましょう。
・つわり休暇
・母健連絡カード
妊娠中の職場で使える制度1. 「つわり休暇」
妊娠中のつわりが重く、医師の診断により休暇が必要とされた場合に取得できる休暇です。つわりによって体調が大きく変化している場合は、無理せず休暇を取得しましょう。つわりは診断書を出してもらうことができるので、かかりつけの産科医に相談してくださいね。
妊娠中の職場で使える制度2. 「母子連絡カード」
正式名称を「母性健康管理指導事項連絡カード」といいます。妊娠により仕事に影響が出る場合や仕事内容により妊娠に影響が出る場合、かかりつけの産科医により発行されます。このカードを提示された会社は、内容に基づいた適切な対処を行う必要があります。
《まとめ》
妊娠すると体には様々な変化が現れ、これまで通りに働けなくなってしまうことも考えられます。職場への妊娠報告では言い方などに迷ってしまうこともありますが、できるだけ早く行い、自分と赤ちゃんの体を第一に考えた働き方ができるといいですね。
文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA
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