妊娠中・産後の2人に1人が便秘に!なぜ便秘になりやすい?

まなべび会員の妊婦さんと産後ママに「便秘に関するアンケート」を実施したところ、妊婦さんの約8割、産後ママの約6割が便秘になったと回答しました。つまり、おおよそ2人に1人が妊娠中から産後にかけて、便秘で悩んでいることになります。
【まなべび会員へのアンケート結果】
Q. 妊娠中に便秘になりましたか? n=160

約8割が便秘になったと回答。
Q. 産後に便秘になりましたか? n=130

約6割が便秘になったと回答。
「妊娠中」に便秘になりやすい原因
いつも快便だったのに、妊娠してから便秘になった人は多いのではないでしょうか。ではなぜ妊婦さんの約8割が、便秘の悩みを抱えてしまうのでしょうか。妊娠中に便秘になりやすい原因を紹介します。
■ホルモンバランスの変化
妊娠したママの身体では、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが多く分泌されます。このホルモンは胎盤の形成などを促す働きがある一方で、腸のぜん動運動を抑制し、腸管から水分を吸収する働きもあります。そのため便が硬くなりやすく、便秘を引き起こす原因となります。
■食生活の変化
妊娠中はつわりが原因で偏食になったり、食事量や水分摂取量が減少しがちです。食事量が減ると、食事から得られる水分量や便の量も減り、便秘を引き起こしやすくなってしまいます。また栄養バランスの乱れにより、食物繊維の摂取量が減少するため、便秘に大きく関係してきます。
■運動不足
つわりや大きくなるお腹の影響で、妊娠前に比べて運動量が低下しがちです。このような運動不足によって大腸の活動量は低下し、便秘を引き起こしやすくなります。
■子宮の増大
赤ちゃんの成長に合わせて、子宮は大きくなっていきます。この子宮の増大によって腸管が圧迫され、腸のぜん動運動が抑制されることで便秘となります。
「産後」に便秘になりやすい原因
次に、産後に便秘になりやすい原因を紹介します。
■育児による生活リズムの乱れ
産後は育児で忙しく、なかなかトイレに行くタイミングがつかめません。また食事が不規則になり、時間がないという理由で食事や水分量が減ってしまうことも。このような生活リズムの乱れが便秘につながります。
■ストレス
3時間毎の授乳や頻回なおむつ替えなどで、夜も休息する暇がなく、身体も心もしばらくは休めない状態が続きます。それにより多くのママはストレスが溜まって、便秘となる可能性があります。
■運動不足
産後は床上げまで寝たり起きたりの生活で、身体を動かす機会が少なくなります。その影響により、腸のぜん動運動が低下してしまいます。
■授乳による水分不足
授乳中は母乳の産生のために、身体の中の水分が失われます。出やすい硬さの便を作るために必要な水分が不足することで、便秘になりやすい状態となります。
妊娠中・産後の便秘。排便時にいきんでも大丈夫?
妊婦さんが排便時に強くいきむと、「赤ちゃんが生まれてしまうのでは?」という不安の声を耳にします。しかし実際は便秘でいきんだ程度で、赤ちゃんが生まれることはありません。
また産後も「会陰切開した傷が開くかもしれない」という恐怖で、排便時にいきまないようにしている人もいるかもしれません。排便で少し踏ん張っても、傷跡はめったに開かないので大丈夫ですが、便秘はできるだけ解消し、いきまなくていいようにしておきましょう。
妊娠中・産後のつらい便秘を解消するには?
妊娠中から産後の便秘の悩みは、どうしたら解消できるでしょうか。
1. 適度な運動をする
運動不足になりやすいため、簡単なストレッチやヨガなど、適度な運動を心がけてみましょう。
2. ストレスを解消する
自分の時間を作ることが難しい、妊婦さんや産後ママ。家族にお願いできることは任せて、少しでも時間を作り、リラックスできる工夫をしてみましょう。赤ちゃんとお散歩に出かけたり、パパがいる日にはゆっくり一人でお風呂に入る、カフェでくつろぐなどもおすすめです。
3. 食生活の見直しをする
こまめな水分補給を心がけましょう。また、ヨーグルトや納豆のような「善玉菌」を含む食品を取り入れるなど、食生活を見直すことも大切です。しかしヨーグルトを積極的に食べても、なかなか便秘が解消されない…。そんな人も多いのではないでしょうか。
実は乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、食事から取り入れるだけでは腸に定着しづらいとも言われています。そのため、善玉菌を取り入れるだけでなく、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を、一緒に摂ることを意識してみましょう。
腸内環境を整えて便通改善する乳酸菌サプリメント「ボラケア®バランスwith乳酸菌」
「ボラケア®バランスwith乳酸菌」は、便通を改善する機能が報告されている『有胞子性乳酸菌』を含む機能性表示食品(届出番号:H832)です。
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※有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)
【出典】薬理と治療vol.46 no.9 2018を改変
【対象者】排便回数が比較的少ない(週3~5回)健常成人男女60名
【対照品】有胞子性乳酸菌1億個を含むカプセルおよびプラセボ(有胞子性乳酸菌を含まない)カプセルを1日1粒2週間摂取
※研究レビュー採用論文の試験結果を元に作図したものであり、本製品の摂取によって得られた研究データではありません
一般的な乳酸菌は胃酸や熱に弱く、ほとんどが死滅してしまいますが、「ボラケア®バランスwith乳酸菌」に含まれる有胞子性乳酸菌は殻で覆われているので、生きて腸まで届き、腸内環境を整えて便通を改善します。
妊娠中や授乳中はなるべく薬に頼りたくない時期ですが、「ボラケア®バランスwith乳酸菌」は、機能性表示“食品”なので、身体に負担がかかりにくく、安心して使用できます。

さらに、「ボラケア®バランスwith乳酸菌」は、善玉菌そのものである「プロバイオティクス」に加え、善玉菌のエサとなるオリゴ糖・食物繊維といった「プレバイオティクス」を同時摂取する『シンバイオティクス』の発想に基づき、厳選した成分を独自バランスで配合しています。善玉菌を「取り入れ」、さらに「育てる」ことで、悪玉菌を減らして、腸内での働きをサポートします。
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200年続く老舗製薬会社・天藤製薬が考えた、「ボラケア®バランスwith乳酸菌」で腸内環境を整えて、ママにも赤ちゃんにもやさしい生活を送りましょう。
「ボラケア®バランスwith乳酸菌」妊婦さん&産後ママにおすすめのポイント
ポイント(1) 機能性表示"食品"だから、妊娠・授乳中の身体にもやさしい
「ボラケア®バランスwith乳酸菌」は国に届出をしている機能性表示“食品”です。身体に負担がかかりにくく、妊娠中・授乳中にも使用できます。
ポイント(2) 研究で示された、たしかな便通改善機能
胃酸や熱に強い乳酸菌有胞子性乳酸菌が、生きて腸まで届き、腸内環境を整えることで便通を改善します。科学的根拠のある成分を配合しているから、たしかな実感が期待できます。
ポイント(3) 善玉菌を届けて増やす、そのカギは『シンバイオティクス』
近年注目されている『シンバイオティクス』の考え方に基づき、生きて腸まで届く善玉菌に加え、そのエサとなるオリゴ糖と食物繊維を配合。善玉菌を「育てる」ことをサポートします。
《まとめ》
妊娠したママはホルモンバランスの影響や身体の変化など、様々な原因により便秘になりがち。さらに産後も不規則な生活習慣から、便秘の悩みは続きます。そこで大切なのは、こまめな水分補給や適度な運動、食生活の見直しです。しかし実際は慣れない赤ちゃんのお世話に一生懸命で、自身のケアまで行き届かないことも多いでしょう。そんな時は、ここで紹介したサプリメント「ボラケア®バランスwith乳酸菌」を上手に取り入れ、腸内環境を整えて、便通改善を目指していきましょう。身体にやさしく、妊娠中や授乳中のママの強い味方となってくれるでしょう。
※写真提供:PIXTA
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1999年愛知医科大学卒業
その後大垣市民病院にて研修、勤務を経て安城更生病院へ赴任
2006年日本産婦人科学会産婦人科専門医取得
2008年やまだ産婦人科院長就任
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