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2020.12.18
【教えて助産師さん】会陰切開の傷、トイレでいきんで開いたりしない?
会陰切開の傷、産後は痛みやひきつるような違和感で悩まされるもの。特にトイレで踏ん張るときには、傷あとが開いたり裂けたりするのでは?と心配で力が入りませんよね。そこで会陰切開の傷と排便時の苦悩について、経験豊富な助産師が解説します。
会陰切開の傷
排便で傷が開くことはめったにない
会陰切開の傷は、排便で少しくらい踏ん張ってもめったに開かないので大丈夫です。しかし傷が治りきっていないうちは、排便でいきむのが心配なのも当然ですよね。
会陰切開の傷は清潔に保ち、便秘にならないよう、水分や食物繊維、乳酸菌を積極的に摂り、便意を我慢せずトイレの習慣をつけましょう。
便秘にならないように気を付けることが大切
赤ちゃんのお世話でママの食事や水分補給がおろそかになったり、トイレを後回しにすると、余計に便秘をひきおこしてしまいます。
そのため便秘にならないように気を付け、必要であれば早めに相談して、医師に便秘薬を処方してもらいましょう。
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編集部より
- 産後も便秘にならないように水分補給し、食生活に気をつけたいものですね。ヨーグルトやチーズなどの乳製品には乳酸菌が多く含まれ、納豆や発酵食品は腸の働きを整える作用があるといいます。妊婦さんの困った便秘を解消する食べ物【管理栄養士おすすめ】こちらも参考にしてくださいね。
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![](image/upload/thumb1_e720f43e33351b73d38ee29c19f100a2.jpg)
国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。
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