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2023.07.01
オムツのパンツタイプはいつから?テープからの切り替え・併用法
初めての赤ちゃんの育児では、どのタイミングでテープタイプのオムツからパンツタイプに切り替えるのか、悩む人もいるでしょう。今回は、オムツのタイプを切り替える時期についてお伝えします。テープタイプとの併用方法も合わせて解説していきます。
目次
【オムツ】テープタイプとパンツタイプの違い
オムツには、テープタイプとパンツタイプの2種類があります。それぞれの特徴やメリットを紹介していきます。
「テープタイプ」のオムツは体型に合わせて調整できる
テープタイプのオムツには、赤ちゃんの体型に合わせてサイズ調整できるという特徴があります。低出生体重児を含む「新生児用」からサイズ展開していて、少し大きめの赤ちゃん用まで種類が豊富です。
オムツ1枚がかなり安価なので、頻回にうんちやおしっこをする新生児期には、コスパがよいというメリットも。そのためできる限り、テープタイプを使い続けるママもいるようです。
またテープタイプは、オムツ替えの時に全体を広げられます。オムツを替えやすいのもメリットでしょう。さらに赤ちゃんの便や尿の観察、おむつかぶれなど皮膚の状態などを把握しやすく、早めに異変に気づくことができます。
「パンツタイプ」のオムツは履かせるのが楽
パンツタイプのオムツは、赤ちゃんがどんなに動いていても、履かせるだけなのでとても楽です。テープタイプは動き回られると横漏れしがちですが、パンツタイプはそのようなことはありません。
ギャザーがしっかりフィットするため、動きたい盛りの赤ちゃんにはぴったりです。赤ちゃんが立てるようになれば、履かせる時に足をあげることもでき、運動にもなりますね。
パンツタイプのオムツへ!切り替え時期
パンツタイプのオムツへの切り替えタイミングは、生後何ヶ月だという決まりはありません。テープからパンツへ切り替える目安を説明していきます。
赤ちゃんがよく動きオムツ替えがしにくいと感じたら
多くのママが、赤ちゃんが動くようになりオムツ替えがしづらく感じた時、パンツタイプに切り替えるようです。
赤ちゃんは生まれてしばらくは、自由に身体を動かせないため、テープタイプのオムツで問題ありません。手足や背中、胸の筋肉が発達し、色々なものに興味を持つようになると、赤ちゃんの動きたい意欲は高まります。
寝返りをごろごろする、足をじたばたする、ハイハイするなど、動き回っておむつ替えが大変になったら、パンツタイプへの切り替え時期でしょう。
つかまり立ちをはじめたら
つかまり立ちを始めた段階で、パンツタイプに切り替えるママもいるようです。赤ちゃんが寝たままでのオムツ替えは、お尻までしっかり持ち上げなくてはなりません。
つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんがつかまり立ちをした状態のほうがスムーズに履かせることができるでしょう。立ったまま履かせる時は、赤ちゃんが転倒しないように気を付けましょう。
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おしっこやうんち漏れが気になったら
テープタイプのオムツは、あまり動かない時期の赤ちゃん用に設計されています。赤ちゃんが動きすぎると、おしっこやうんちが漏れ出てしまう可能性があります。もし頻回に漏れるようなら、ギャザーがしっかりしているパンツタイプを使ってみてもいいかもしれません。
おすすめ情報
パンツタイプのオムツの履かせ方
通常の履かせ方は、ズボンを脱がせてオムツのサイドを破り、おしりふきで拭いて新しいオムツを履かせるという方法です。しかし途中で汚れたり、おしっこをされることもあるため、次の方法も覚えておくといいでしょう。
【パンツタイプのオムツの履かせ方】
まずオムツを外す前に、新しいオムツをはかせます。汚れたオムツをサイドから破いた後に、おしりふきで拭いて新しいオムツを引き上げるだけ。つかまり立ちができれば、スムーズにオムツ交換ができます。
オムツを履かせる時は、お臍がしっかり隠れるようにし、太もものギャザーをきちんと立てましょう。ギャザーは横漏れ防止に役に立ちます。
オムツの切り替え時期は「テープタイプとの併用」もおすすめ
テープタイプのオムツからパンツタイプへ、一度にすべて切り替える必要はありません。価格は、テープタイプの方がやや安価と言われていますので、まずは場合に応じて使い分けて、上手に節約しましょう。
「おむつ替えがストレスにならないためにはどうすればいいか?」を考えながら工夫するといいでしょう。では、どのような時に併用するといいか紹介していきます。
昼と夜で使い分け
赤ちゃんが活発に動き回る昼間はパンツタイプにして、夜に寝る間はテープタイプにするといいでしょう。夜中は寝返りを打つことはあっても、ハイハイや立つことまではしないため、テープタイプの方が替えやすい場合もあります。
自宅と外出で使い分け
外出する時は、立ったままでも交換できるパンツタイプの使用もおすすめです。オムツ替えの場所がない時はなおさら、パンツがよい場合もあります。
服装によって使い分け
冬場など厚着の時期は、全部脱ぐ必要のないテープタイプにするのもいいでしょう。洋服によって使い分けることも可能です。
うんちの状態で使い分け
離乳食が進み消化器が発達するにつれて、うんちの状態も柔らかいものから固形に変化していきます。柔らかい時はしっかりとうんちを拭き取る必要があるので、寝たまま交換できるテープタイプの方がおすすめです。うんちが固形になってくると、立ったまま交換できるパンツタイプに切り替えてよいでしょう。
《まとめ》
赤ちゃんが動き始めてオムツ替えが大変になってきたら、パンツタイプに切り替えるタイミングかもしれません。しかしまだテープタイプが使いやすい場面もあるため、状況に応じて両方を使い分けるようにしましょう。オムツ替えがストレスにならないように、工夫して使用していきましょう。
※写真提供:PIXTA
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監修者
1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。
2010年一般社団法人格を取得。
2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。
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