「前駆陣痛」って見分けがつく？「本陣痛」との違いとは【助産師】┃まなべび

「前駆陣痛」って見分けがつく？「本陣痛」との違いとは【助産師】

出産予定日が近づくと、「前駆陣痛と本陣痛の見分けはできるだろうか？」「いつ病院へ連絡して良いのか？」と不安な妊婦さんも多いですよね。ここでは前駆陣痛と本陣痛の特徴と、その違いを学んでいきましょう。そして痛みが来たらどのような行動をすべきか、助産師がわかりやすく説明します。

「前駆陣痛」って見分けがつく？「本陣痛」との違いとは

「前駆陣痛」と「本陣痛」の違いとは

「前駆陣痛」では、お腹の張りや痛みを感じることがあります。しかし痛みは強くならず、間隔も不規則なことが多く、次第に治まります。それに対し「本陣痛」は、時間とともにお腹の張りや痛みが強くなり、間隔も定期的に短くなっていきます。

陣痛かも？と思ったら

陣痛かも

陣痛かも？と思ったら、まずはお腹の張りや痛みの間隔を測り、記録しましょう。張りや痛みの間隔がバラバラで、気づくと治まるようであれば、「前駆陣痛」です。前駆陣痛は出産に向けて準備を始めているサインです。

いよいよ陣痛の始まり

お腹の張りの間隔

◆お腹の張りや痛みが徐々に強くなる

◆10分間隔になる

◆1時間に6回以上、定期的なお腹の張りと痛みがある

このような場合は「陣痛」の始まりです。

お腹の痛み

病院によって連絡すべきタイミングが異なる場合があります。あらかじめどの状態で連絡したらいいのか、聞いておきましょう。またお腹の張りや痛みの感じ方には、個人差があります。よくわからない・不安な時は産院に連絡しましょう。

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監修者

山手実佳先生

助産師

国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。

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