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2022.02.25

産後「骨盤ベルト」の正しい位置・着け方【助産師が動画解説】

出産後のママの緩んだ骨盤を、歪みなく戻すための「骨盤ベルト」。産後すぐから着け始めるのが効果的と言われています。そしてこの骨盤ベルト、腰につけるものだと思っている人は多くいませんか?実は、骨盤ベルトを着ける正しい位置は、腰よりも少し下。骨盤ベルトは骨盤を支える助けになるものなので、着ける位置を少しでも間違えると全く効果がなくなってしまいます。言葉だけではわかりにくいので、動画を交えて解説していきますね。

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間違えやすい!産後「骨盤ベルト」の正しい着け方&コツ

産後も知っておくべき!「骨盤ベルト」の正しい位置

まず、骨盤ベルトの正しい位置について。おへそからまっすぐ下の方に指を移動させた所に、「恥骨」という骨があります。また、そこから指を水平に移動した所に触れる骨(足を動かすと動く骨)が「大転子」です。

骨盤ベルトの位置1

 

この恥骨と大転子と、お尻の真ん中にある仙骨を覆う場所が正しい位置です。

骨盤ベルトの位置2

 

産後「骨盤ベルト」を着ける時は仰向けで

骨盤ベルトは、必ず仰向けになって着けましょう。仰向けになることで内臓を正しい位置に戻してから骨盤を支えるためです。骨盤が緩んだり広がったりしている場合、それに伴い内臓の位置も下に移動している可能性があります。

その状態のまま骨盤ベルトを着用すると、内臓の働きが悪くなることがあります。

仰向けになって、一旦下がってしまった内臓を元の位置に戻してから骨盤ベルトを着けることで、内臓を正しい位置に保つことができます。

 

産後「骨盤ベルト」の正しい着け方&コツ

仰向けの状態になったら、内臓を元の位置に戻すため、お尻を床から20cmくらい持ち上げます。お尻を持ち上げたまま骨盤ベルトを着けるために、クッションなどでお尻を支えるのがおすすめです。

骨盤ベルトの着け方1

 

骨盤ベルトが緩まないように、と強く締めすぎないようにしましょう。締める強さは、ベルトと身体の間に指がすっと入る程度です。

骨盤ベルトの着け方2

 

座ってみて、きつく感じるようであれば締めすぎなので、少し緩めるようにしましょう。

骨盤ベルトの着け方3

 

強く締めすぎてしまうと、骨盤周りの血流が悪くなり、冷えやむくみにも繋がります。途中で緩んだり、ずれたりした時は着け直しましょう。

 

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監修者

山手 実佳 先生

助産師

国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。

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