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2022.01.07
臨月でも楽な「シムス位」のやり方【動画でわかる】妊婦さんの寝方
妊娠中期~後期にはどんどんママのお腹が大きくなり、休憩する時や寝る時に楽に感じる姿勢が変わっていきます。ここでは妊婦さんにとって楽な寝方で有名な「シムス位」とはどんな体勢か、そしてそのやり方はどうするのか、わかりやすい動画にしました。左側を下にする姿勢は、大きなお腹が体の右側にある大静脈を圧迫するのを防ぎます。臨月までの妊婦さんにおすすめです。
妊婦さんへおすすめの姿勢「シムス位」とは?そのやり方は?
妊婦さんが知っておきたい「シムス位」とは
「シムス位」とは、妊娠中の楽な寝方としてよくおすすめされる姿勢のこと。お腹が大きくなる妊娠中期以降は、仰向けでもうつ伏せ寝でもしんどいかもしれません。そこでシムス位をとることで負担が少なく、楽に感じリラックスできることが多いでしょう。
妊娠中におすすめ!臨月でも楽な「シムス位」のやり方
ここからは、シムス位の姿勢のやり方を説明します。
1. 左側を向くように、横向きに寝ます
2. 足の間にクッションや抱き枕を挟んで、お腹の赤ちゃんを圧迫しないように高さを保ちます
3. 下にある左足は楽な位置に伸ばします
4. 上になる右足はクッションや抱き枕の上に、軽く曲げて置きます
※両足を同じ角度で曲げて両足を重ねず、下にある左足よりも少し前に出すイメージで置くと楽です
5. 手は伸ばしたり曲げたり、楽な位置に置いてOKです
「シムス位」の姿勢のポイント
体の向きを変える時は、基本的には妊婦さんが楽だと感じる姿勢で良いです。ただし仰向けになる際は、右腰の下にクッションを置くなどしましょう。子宮の重さで背中側にある大きな血管が圧迫を受けることで起きる、仰臥位低血圧症候群を予防するためです。
妊娠中は日に日にお腹が膨らみ、妊娠前のような姿勢では眠りづらいことも。妊娠時期や妊婦さんが感じる症状によって、楽だと感じる姿勢は違います。自分がリラックスできる姿勢で過ごしましょう。クッションや抱き枕を使い、体勢を調整するのもいいですね。
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おすすめ情報
監修者
1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。
2010年一般社団法人格を取得。
2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。
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