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2021.08.20

おっぱいマッサージのやり方【動画】妊娠中・産後の違いを助産師が教えます

出産後の母乳育児にむけて取り組みたい「おっぱいマッサージ」。正しくマッサージをすることで、赤ちゃんがよくおっぱいを飲めるよう準備をしていきましょう。ここでは、妊娠中と産後で異なるおっぱいの状況に合わせた、それぞれのマッサージの方法をご紹介します。

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妊娠中のおっぱいマッサージの方法

おっぱいマッサージを始めるには

おっぱいマッサージを始める時期は、胎盤が完成し体調も安定した妊娠後期がおすすめです。ただし妊娠後期に入っていたとしても、切迫早産や前置胎盤、帝王切開予定、逆子など、リスクのある人は自己判断でおっぱいマッサージを開始せず、必ず医師に相談しましょう。

また切迫兆候がなくても、おっぱいマッサージを行ってお腹が張りだしたら、すぐに中止しましょう。

 

乳頭・乳輪マッサージ

まずは妊娠中に行う乳頭・乳輪マッサージです。

1. 右手の手の平で下から支えるようにし、反対側の手の親指、人差し指、中指を乳輪と乳房の境目くらいに立てます。

 

2. 指の腹で乳頭を引っ張り出します。

乳頭・乳輪マッサージ

優しくつまんだり、ゆっくり引っ張ったり、痛くないようにしましょう。

 

3. 場所を少しずつ変えながら、360度行いましょう。

 

妊娠中おっぱいマッサージを行うときは、必ず医師に相談をし、指示を受けて行ってください。

 

基底部マッサージ

次に基底部マッサージです。

1. 右手の手のひらで左側の乳房を下から支えるように持ち上げます。

 

2. 左手の親指の付け根辺りを左乳房の外側にあてて、右側に向かって押します。痛いときはもっと外側からやるといいでしょう。

基底部マッサージ1

 

3. 右手の小指側を左乳房の外側斜め下に当て、左手を添えて右肩に向かって押します。

基底部マッサージ2

 

4. 最後は、右手を乳房の下に当て、さらに左手で支えます。そして、上の方へもちあげるようにしましょう。

基底部マッサージ3

これらをそれぞれ3回ずつ行います。そして右の乳房も同様にマッサージしていきます。

 

産後のおっぱいマッサージの方法

産後のおっぱいマッサージも、妊娠中の乳頭・乳輪マッサージ、基底部マッサージともに、同じやり方でOKです。

 

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おっぱいマッサージ【動画】妊娠中&産後に!助産師がやり方と効果を解説

                 

監修者

山手 実佳 先生

助産師

国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。

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