【専門家監修】
妊娠・育児を楽しく学べるママ向けメディア

お知らせ *★まなべび公式アンバサダー★*募集中です

妊娠期 -> 妊娠中期 -> 5ヶ月 -> 16週

妊娠16週|【助産師監修】お腹の膨らみ・赤ちゃんの体重と胎動

妊娠16週は妊娠5ヶ月の1週目。「妊娠中期」と呼ばれる時期に入り、ママはお腹の膨らみを感じてきたでしょうか。つわり症状はおさまり、お腹の赤ちゃんの胎盤も完成することから「安定期」ともいいます。ママもパパもひと安心する頃かもしれません。赤ちゃんもぐんぐん成長し動きも活発になるので、胎動を感じ始めるママもいるでしょう。

  • facebook
  • twitter
  • line
  • hatena

8

妊娠16週のお腹の赤ちゃん-大きさと体重

妊娠16週の赤ちゃん

妊娠16週からは妊娠中期に入り、お腹の赤ちゃんもぐんぐんと成長しています。身長は16~20cmほど、体重は約110gほどの大きさになり、今までよりも動くように。妊婦健診のエコー検査ではよく動く赤ちゃんを見られるかもしれません。

 

妊娠16週ごろエコーでみる動き

妊娠16週ごろには骨が丈夫になり筋肉がつくことで、赤ちゃんの動きはより活発に羊水も増えているので、ぷかぷかと浮きながら自由に動いていますよ。妊婦健診での超音波検査で、赤ちゃんが動く姿を見られるでしょう。手を口元に持ってくる可愛らしい姿を、エコー写真におさめてもらえるかもしれません。

 

エコー写真で確認はできませんが、この時期から赤ちゃんには髪の毛が生えてきます。また体に「胎毛」とよばれる産毛が生えてきたり、皮下脂肪が増えたりと、少しずつ成長しています。

 

妊娠16週のママの体-胎盤が完成

妊娠16週になると胎盤が完成するといわれ、ママも安心できる時期です。胎盤が完成することで、ママは軽い運動を始められますが、激しい運動には注意が必要です。

 

胎盤が完成し安定期へ

胎盤とはママと赤ちゃんをつなぐ大切なもの。胎盤では、赤ちゃんにとって必要な栄養や酸素をママの体から運んだり、赤ちゃんの体の二酸化炭素をママへ運んだり、物質交換が行われています。妊娠16週ごろには胎盤が完成することで「安定期」に入ります

 

ママの体温は下がる

妊娠してからの基礎体温は排卵後の高温が続いていますが、妊娠16週になるとホルモンバランスの変化により体温が下がります。妊娠中期に入ったら一度体温を測定し、妊娠中の自分の平熱を確認しておきましょう。

 

妊婦に適した運動を

妊娠中期には、医師から注意されているママを除いては、適度な(疲れすぎない)運動をするといいでしょう。最近ではマタニティビクスやマタニティヨガ、マタニティスイミングなど、妊婦向けの教室があります。

妊娠中に運動したいママは、自分の興味ある教室に通い、リフレッシュする時間を作るとよいでしょう。もちろん自宅周辺のウォーキングでも十分な運動になるので、お天気の良い日には外出してみましょう。

 

妊娠16週の胎動-感じ始めるママも

妊娠16週の胎動

 

赤ちゃんがお腹の中でよく動くようになり、それを胎動と感じるママも。胎動は妊娠18週頃から感じるママが多いとされています。

しかし個人の感受性や経験により異なるので、早いと妊娠16週から感じることもあるでしょう。胎動によって赤ちゃんの元気な様子を想像でき、ママとしての実感が湧くのではないでしょうか。胎動を感じられるその日を楽しみにしてくださいね。

 

妊娠16週の注意ー無理な運動はしない

妊娠中期に入り運動を始めるママも多いでしょう。しかし、激しい運動は早産につながることもあるので注意が必要。運動を開始するにあたっての注意点を紹介します。

 

お腹が張りやすい人の運動

妊娠初期でお腹が張りやすかったママは、早産のリスクが高いので、極力運動を避けましょう。また前回の出産が早産だったママも運動は禁物です。

上の子のお世話で忙しい経産婦や、仕事で日頃忙しくしているママは、あえて運動しなくても良いです。むしろ休日は家族に協力してもらい、ゆっくり休養が必要かもしれません。

 

妊娠前から持病がある場合

妊娠前から高血圧や糖尿病、その他の持病があるママは、かかりつけの産科医に運動の可否を聞いてみましょう。適切な運動によって症状が安定する場合もあれば、症状の悪化を引き起こすこともあるからです。

 

妊娠16週のうちは軽めの運動から

安定期に入ったばかりの頃はまず、自宅周辺を30分程度のウォーキングから始めるのがおすすめです。疲れたらすぐに自宅に戻り、横になって休息をとりましょう。運動に慣れてきたら、活動の範囲や時間を広げていくといいですよ。

 

 

《まとめ》

 

妊娠16週は安定期に入り、胎動を感じることでママの実感が湧く時期ですね。妊婦健診では赤ちゃんの動く様子が見られ、成長をより感じることでしょう。

妊娠16週は体重管理も意識する時期。無理のない程度に運動を始め、リラックスして妊婦生活を送りましょう。夫婦でのお出かけも楽しめるようになるので、まずは近場の買い物などから始めましょう。夫婦の時間も大切にしたいですね。

 

 

妊娠16週(妊娠5ヶ月)ごろの“専門家Q&A ママが知りたいギモン”

ママたちの疑問や不安に、産科医師・助産師・管理栄養士など各分野の専門家が回答します。

 

Q. 安産祈願の腹帯とは?つけなければだめですか?

Q. 妊娠中にひじきの食べ過ぎはダメ?どれぐらい食べても良いのでしょうか?

1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。

2010年一般社団法人格を取得。

2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。

>詳しく見る
  • facebook
  • twitter
  • line
  • hatena

8

>基礎知識を学ぶ!TOPへ戻る

イベント・セミナー
妊娠・出産について学べるイベントやセミナーを紹介

>イベント・セミナー一覧
  • オンライン(録画配信) 無料

    5月9日開催 産後ヨガ~心身をリラックしながら骨盤ケアをしよう~(無料)

    開催日
    2024/5/9(木)
    10:00~10:30
    詳細
    開催日
    2024/5/10(金)
    14:00~14:30
    詳細
    開催日
    2024/5/10(金)
    20:00~20:30
    詳細

特別講座【アーカイブ配信】
過去実施した妊娠・出産・育児を学べる人気のセミナーを公開!(会員限定)