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2021.01.22
【産科医が解説】妊婦健診のノンストレステスト(NST)とは?何をする検査?
さまざまな検査項目で、ママや赤ちゃんの状態をみていく妊婦健診。妊娠後期になるとノンストレステスト(NST)とよばれる検査を受けることになります。これはいったい何のための、どのような検査なのでしょうか?産科医師が解説します。
妊婦健診のノンストレステスト(NST)とは
NSTで普段の赤ちゃんの心拍数を調べる
ノンストレステスト(NST)とは、陣痛が来る前の普段の状態で、赤ちゃんの心拍数を調べる検査です。だいたい妊娠10ヶ月ごろの妊婦健診に組みこまれます。センサーのついたベルトをお腹に巻いて、横になります。
赤ちゃんが動いた時にボタンを押すことで、赤ちゃんの心拍数の変動を調べます。30~40分程度かかりますが、ママは寝ているだけで痛くありませんので、心配いりません。
NSTとはとても大事な検査
NSTでは赤ちゃんの健康状態や、ママのお腹の張りを調べます。赤ちゃんがお産の試練である、陣痛が来た時に耐えられるかどうか確認する、とても大事な検査です。医師の指示に従ってしっかり受けましょう。
おすすめ情報
1999年愛知医科大学卒業
その後大垣市民病院にて研修、勤務を経て安城更生病院へ赴任
2006年日本産婦人科学会産婦人科専門医取得
2008年やまだ産婦人科院長就任
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