子どもと遊べる施設がたくさん!
市内7ヶ所の子育て支援センター(子育てサロン・子育て相談)
尾張旭市には、7ヶ所の子育て支援センターがあります。子育てにまつわる相談を受け付けており、内容に応じて必要な専門部署を紹介します。おもちゃや絵本などのあるスペースで、ゆったり遊べる子育てサロンもあり、子どもを遊ばせながら子育て相談も可能です。
施設によって栄養士による栄養相談を月1回行っていたり、外国人スタッフによる「えいごであそぼ」が行われたりと、さまざまな催しがあります。
また「双子三つ子サロン」など、似た境遇の方と集まり交流できる場や、地域の中で助け合いながら子育てをサポートする会員組織「ファミリーサポートセンター」があります。
市内には110ヶ所以上の公園・ちびっ子広場
尾張旭市内にはなんと、110ヶ所以上の公園やちびっこ広場があります。
都市部では子どもの遊び場に悩むことがありますが、尾張旭市では地区に複数の公園・ちびっこ広場があるため、遊び場に困ることはありません。地域の皆さんで清掃活動を行い、きれいに維持されています。
働く親にも安心の保育・教育環境
充実した保育サービスと豊かな感性を育む食育の実施
市内には20の保育所があり、公立は8園、公設民営が4園となっています。
公立保育所では市の管理栄養士が、保育所での食事が生きた「食育」となるよう、バランスを考慮した市の統一献立を作成しています。また公立保育園では自園調理の特性を活かし、園児が育てた野菜を給食に取り入れることも。食材を見たり触れたり、調理過程の匂いをかいだりすることで、食事の楽しさを感じられるようにしています。
市のホームページでは毎月の献立表のほか、「げんきっこだより(給食だより)」にて、子育て世代の気になる情報を配信しています。
市内全学区に児童館あり!さらにランドセル来館を実施
尾張旭市では、市内の全学区に児童館を整備しています。児童館は0歳から18歳まで誰でも入ることができ、小学校1年生以降はひとりで利用もできます。児童館には子育て広場があり、毎週決まった曜日に同じ年齢の子どもと親が集まって、交流ができるようになっています。
また尾張旭市が取り入れている「ランドセル来館」は、子どもたちが小学校から直接児童館へ来館できる事業です。
小学生の子どもが安全に安心して過ごせる場所を提供するため、帰宅時はグループで安全に帰宅するようになっており、学校や児童館から自宅までが遠い子どもたちも、児童館で安心して遊べるよう、工夫されています。
子育て世代の経済的負担を軽減する制度
妊婦・産婦・乳児健康診査および新生児聴覚検査の費用助成
妊婦・産婦・乳児健康診査の助成も行っています。母子健康手帳の交付時に県内医療機関で、一部の検査項目が無料で受けられる受診票をお渡しします。県外医療機関で受診した場合も、一部費用の助成が受けられます。
子ども医療費助成は18歳まで
尾張旭市では令和4年10月より、子ども医療費助成を18歳到達年度末まで拡大しました。保険診療の場合、医療機関の窓口で子ども医療費受給者証と健康保険証を提示すると、窓口負担なく医療を受けられます。(県外の医療機関を受診した場合は、後日領収書を添えて申請することで、払い戻しができます。)
妊娠から子育て期までをしっかりサポートする相談窓口
あさぴー子育てコンシェルジュ
「あさぴー子育てコンシェルジュ」は、妊娠期から子育て期までの総合相談窓口です。専任のコーディネーター(保健師、助産師)が妊娠中から産後まで、楽しく育児ができるようサポートします。相談窓口は保健福祉センター健康課ですが、電話での相談も予約不要です。
また、保健師だけでなく歯科衛生士や管理栄養士にも相談できるため、歯のケアや離乳食についてなども、必要なタイミングで専門職に相談できます。
こどもの発達センター
「こどもの発達センター」は保健福祉センターの3階にあり、0歳から18歳までの子の発達に関する不安や悩み、関わり方についての相談を実施しています。必要時は教育や医療、福祉など関係機関と連携し一緒に考えていきます。また医師や臨床心理士など、専門職の相談も予約制で可能です。
また、尾張旭市オリジナルの個別支援手帳「にこにこブック」も配付しています。子どもの成長記録や支援方法などを、支援者に伝えるためのツールのひとつです。ライフステージの節目や新しく支援を受ける場所(幼稚園や学校など)で先生や支援者にもわかりやすいものとなっています。
他にも子どもの発達について研修会や講座などがあり、保護者の不安が解消できるような取り組みがあります。
公式アプリ「あさぴー子育て応援ナビ」
「あさぴー子育て応援ナビ」は、妊娠・出産・子育てに関する情報をいつでもどこでも簡単に得られる公式アプリです。市内の子育て施設を調べられたり、イベント情報を得られたりします。
他にもマタニティ情報や市内の医療機関の検索ができたり、成長記録をつけることも。また子どもの予防接種スケジュールを作成し、接種日が近づくとお知らせが届きます。
こども・子育て相談
18歳までの児童や家庭などに関する相談を受け付けています。相談員は、みなさんの不安や悩みをお聞きし、よい方向に進むようにお手伝いします。相談員以外の人に聞かれることはなく、プライバシーは必ず守られますが、不安のある方は電話や匿名でも相談可能です。
※2023年9月時点の情報です
文:まなべび編集部
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