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【三重県桑名市】市独自の新たな子ども手当や子育て支援あり!多胎家庭に優しいサポート制度も
三重県桑名市は、三重県の北部、揖斐・長良・木曽の三大河川の河口部に位置し、水と緑豊かな自然環境に彩られています。江戸時代には東海道五十三次の宿場町・城下町として栄えた歴史もあり、東海道「七里の渡跡」や「六華苑」、「多度大社」といった歴史的施設に加え、全国的にも有名なナガシマスパーランドなど県下でも有数の観光都市です。また、交通の利便性が高いのも特徴のひとつ。JRや私鉄の主要駅があるほか、東名阪自動車道や伊勢湾岸自動車道、国道1号線・23号線など主要道路が市内を通っています。利便性と豊かな自然に恵まれた、住みやすい街です。
今回は、そんな三重県桑名市の子育て支援事業をご紹介します。
目次
子育て世帯の経済的負担を減らす取り組み
市独自の子ども手当「桑名市版子ども応援手当」
「桑名市版子ども応援手当」という、市独自の手当が新たに設けられます。手当の対象者は、所得上限を超えるご家庭の0歳から中学生までの子どもと、中学校卒業後から18歳年度末までの子どもです。手当の支給額は、1人の子どもにつき月額5,000円です。令和5年の10月から支給が開始されます。
高所得のために児童手当・特例給付を受けることができない世帯や、中学生〜高校生の子どもを持つ家庭でも利用できる制度です。
子ども医療費は18歳まで窓口負担が無料
子ども医療費助成制度では、年齢に関わらず所得制限を撤廃。さらに、医療費の窓口負担無料(三重県内の医療機関のみ)の対象が広がり、令和5年9月から18歳まで(高校生相当)まで拡大されます。18歳まで窓口負担が無料なのは、県内で桑名市だけです。
子どもたちは体調を崩したり、ケガをしたりしやすいもの。1回の医療費は少額でも、通院や入院などで積み重なると負担が大きくなることもあります。
桑名市なら経済的な心配なく子どもたちの医療を受けられます。安心して子どもの健康を守ることができる制度です。
第2子の保育料が半額
桑名市では、未就学児であるないに関わらず第2子の保育料が半額になる制度が導入されました。以前の制度では、保育料の多子世帯軽減には、世帯年収や子どもの年齢に制限がありました。
しかし令和5年4月から対象者が拡大。今回の改革では、世帯収入の上限を撤廃し、保育施設に通うすべての世帯で第2子の保育料が半額、第3子は無料となりました。保育園に通わせるための経済的な負担が軽減できる、魅力的な制度です。
初めての育児でも安心な支援サービス
子育てリフレッシュ事業
桑名市では、令和5年8月から新たに「選べる桑名子育てリフレッシュ事業」がスタート。
市内の民間事業者と協力して、食事・心の癒し・身体の健康をテーマにした「保護者がリフレッシュするためのプラン」を提供します。対象は令和5年4月1日以降に出産された、1歳未満の子どもを育てる保護者です。支給されるのは、リフレッシュチケット11,000円分と一時預かりに使える3,000円分のチケットです。
子育て中のママやパパは、子育てに奮闘し、自分自身の自由な時間を確保するのが難しいもの。リフレッシュするためのプランは、豪華なランチやアフタヌーンティー、ヨガや温泉、エステやマッサージなど50種類以上(令和5年8月1日現在 随時追加、更新予定)もあり、普段の子育ての疲れもリフレッシュするなど、子育てする人にはとても嬉しい事業です。
AIチャットボット事業
三重県初の、子育てAIチャットボットを活用した事業が8月下旬頃からスタートします。AIチャットボットを使えば、子育てに関する疑問や知りたいことを、365日24時間いつでもスマホ一つで解決できます。
情報過多の現代、インターネット上にはさまざまな情報があふれているため、どの情報を信じたらいいのか迷うこともあるでしょう。また、近くに頼れる親類がおらず、共働きで忙しい子育て世代が増えています。子育てについて気軽に相談できる場所や、電話する時間さえもないと感じる人も多いでしょう。
AIチャットボットであれば、保育園や児童手当など子育てに関する疑問をいつでも解決でき、桑名市の子育て支援サービスの紹介もあり、とても便利なサービスです。
市役所に行ってわざわざ聞くのは気が引けるようなことでも、AIチャットボットなら気軽に相談できます。さらに、多言語に対応しているため、外国人の方の子育て支援にも活躍します。
保健師・助産師による「赤ちゃんの訪問」
生後4ヶ月までの赤ちゃんのいる全ての家庭を対象に、保健師や助産師による「赤ちゃん訪問」が行われています。初めての子育てには不安や疑問がつきものですが、赤ちゃん訪問では心配事や相談事を気軽に話せます。
訪問時には赤ちゃんの体重測定が行われ、授乳や発育・発達に関するアドバイスも受けることができます。さらに、桑名市の子育て支援情報など母子保健サービスの案内もしてくれます。また相談することで、早期訪問も対応してもらえるので、子育てする人も安心な体制です。
多胎児の妊婦さんの支援・多胎児ヘルパー
桑名市では、双子や三つ子などの多胎妊娠をしたママが、安心して出産と子育てを進めるための制度が充実しています。
まず、多胎妊娠をすると頻回の妊婦健診が必要になります。助成券は胎児の人数に応じて配布されるため、双子であれば最大28回分の妊婦健診費用の助成を受けられるのです。また、多胎児の育児を経験した市内の先輩ママに、妊娠・出産・子育てについて聞ける機会も設けられているため、不安を解消しやすい環境です。
さらに産後は多胎児を育てる家庭に、指定された支援員が訪問。家事や育児、外出時のお手伝いを受けることも可能です。桑名市には、多胎児の妊娠や子育てに関する、サポート制度やサービスが充実しています。
問い合わせ窓口
桑名市子ども未来課 Tel 0594-24-1172 Mail ksienm@city.kuwana.lg.jp |
※2023年8月時点の情報です
文:まなべび編集部
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