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2021.02.26
【母乳の味】飲み始めから飲み終わるまでに味が変わるってホント?
産後ママのおっぱいは赤ちゃんを育てるために、一生懸命母乳をつくります。血液をもとに産生される母乳には栄養豊富で、常に赤ちゃんに最適な量をつくろうとするなんて不思議。では「飲み始めから飲み終わるまでに、母乳の味は変わる」というウワサは真実なのでしょうか?
【母乳の味】飲み始めから飲み終わるまでに味が変わる?
母乳の成分と味は変化
母乳は一回の授乳中でも、どんどん成分のバランスが変わり、味も変化すると言われています。飲み始めの「前乳」は、乳糖という糖質を多く含み、乳房がからに近づくと分泌される「後乳」には、脂肪分がより多く含まれていると言われています。
脂肪の成分は赤ちゃんの体重増加に必要なカロリーや、赤ちゃんの神経の発達を促す栄養が含まれています。
「後乳」もしっかり飲んでもらう
時間を区切らず赤ちゃんの飲み方を見て、左右を切り替えたりなどして、しっかり後に出るおっぱいも飲ませてあげましょう。
片方だけで飲み終わってしまった場合は、次の授乳のときにもう一方を飲ませたりなどして、しっかり脂肪分の高い後乳を赤ちゃんに届けられるといいですね。
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編集部より
- 授乳中のママは母乳の味を確かめたことはありますか?飲み始めと飲み終わりの母乳では味が違うなんて不思議ですよね。母乳とはママの血液からつくられ、およそ80%が水分といわれています。ママの血液は食べ物から作られるわけですから、健康的でバランスの良い食事を心がけたいものです。また母乳は正しい授乳姿勢でしっかりと飲ませることで、乳腺炎などトラブルを予防することにもつながります。わからない事や心配な事は早めに助産師さんなどに相談し、楽しく健やかな母乳育児ができるといいですね。
おすすめ情報
監修者
1955年に日本助産師会東京都支部として、助産師相互の協力と助産専門職の水準の維持向上並びに利用者に対する質の保証を図り、母子保健事業を通じ、女性と子ども及び家族の健康・福祉の改善・向上に貢献することを目的として活動を開始。
2010年一般社団法人格を取得。
2014年公益法人となり、地域に根差した公共性の高い事業に取り組んでいる。
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