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2024.06.06

【離乳食】バナナは冷凍保存OK!月齢別の食べさせ方と量・レシピ

バナナはほどよい甘みと口当たりの柔らかさから、離乳食にぴったりな食材です。ただし赤ちゃんは1本食べ切れないため保存に迷ったり、そのまま食べる以外の活用方法がわからなかったりするでしょう。この記事では、バナナの正しい保存方法や離乳食の時期に合わせた活用方法、食べさせるときの注意点について解説します。

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バナナは離乳食初期から食べられる

離乳食のバナナ

 

バナナは、離乳食初期から与えることができます。ご飯や野菜はなかなか食べてくれない子も、バナナを少し混ぜて甘みをつけることで食べてくれた、というケースも。では、バナナはいつ頃からどの程度あげてよいのでしょうか。時期ごとに詳しく解説します。

 

 

離乳食《時期別》バナナ食べさせる量

そもそも離乳食を始める目安は、以下の特徴が見られる生後5ヶ月6ヶ月くらいが適当といわれています。

 

・首がしっかりとすわっていて、寝返りを打つ

・支えると5秒以上座れる

・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

・食べ物や、周りの人が食べている様子に興味を示す

・よだれがよく出るようになった

赤ちゃんが食べたそうにしているサインが見られたら、離乳食に挑戦していきます。

 

離乳食初期(生後5~6ヶ月)ペースト状

この頃は離乳食を飲み込むこと、色々な食材の舌触りや味に慣れる時期。離乳食の回数は1日1回です。バナナは加熱し、ペースト状にすりつぶしましょう。電子レンジで柔らかくする、またはお湯やミルクを少量混ぜてペーストにする方法があります。小さじ1程度を目安に与えてみてください。

 

離乳食中期(生後7~8ヶ月)舌でつぶせる固さ

離乳食中期、回数は1日2回くらいになり、生活リズムを確立させます。この時期は、舌でつぶせる程度の固さのバナナを20~30g与えます。

もし離乳食を食べた後に母乳やミルクを欲しがった場合、母乳は赤ちゃんが欲しい分、ミルクは1日3回程度与えるようにしましょう。

 

離乳食後期(生後9~11ヶ月)歯茎でつぶせる固さ

離乳食後期には、1日3回食になります。この時期は、歯茎でつぶせる程度の固さのバナナを30~40g与えます。食欲が増えてくる時期でもありますので、食欲に応じて離乳食自体の量を調整しましょう。

 

また、生後9ヶ月頃から手づかみ食べをし始めます。「周りが汚れるし、食べるのに時間がかかるからさせたくない」と思っているママもいるでしょう。

しかし食べ物を触ったり握ったりして、食材の固さや触感を体験することで、食べ物への関心に繋がります。そして自分の意思で食べようとする行動に繋がる、とても大切なものです。

赤ちゃんの成長や発達のためにも、手づかみ食べをさせましょう。

 

 

バナナはとても栄養豊富

バナナは、ビタミンB群を豊富に含んでいます。特にビタミンB6は、血液や筋肉を作る元になり、脳の発達にも関わります。またセロトニンの合成に必要な栄養素で、セロトニンが不足すると赤ちゃんの寝つきが悪くなることも。

それ以外にも、バナナには赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素がたくさん入っています。

 

・ビタミンB1

・ビタミンB2

・葉酸

・ポリフェノール

・カリウム

・食物繊維 など

 

 

食べ頃バナナを選ぶポイント

食べごろのバナナ

 

バナナを選ぶときは、房の付け根がしっかりしていて丸く、傷んでいないことをチェックしましょう。全体的に青いものはまだ固く、食べ時ではありません。皮が黄色く、ところどころに茶色い斑点「シュガースポット」があると、実が熟していて甘く柔らかいサインです。

 

時間が経つとシュガースポットが広がり、全体的に茶色くなってきます。味は甘みがさらに増していくのですが、傷みが進んでいる場合があるため、全体的に茶色くなっているバナナは離乳食には避けましょう。

 

 

離乳食に最適!バナナの冷凍保存

赤ちゃんはバナナを一度にたくさん食べられません。冷蔵保存の場合、早めにバナナを食べきらなくてはなりませんが、冷凍保存をしておけばある程度の期間保存ができます。

冷凍をするときは、冷凍保存容器か冷凍用保存袋を使用しましょう。

 

バナナを冷凍保存する手順

ここからは、離乳食初期から後期までの、バナナの冷凍保存のやり方を解説します。

 

離乳食初期はバナナをペースト状にして小さじ1ずつ冷凍する

バナナの皮を剥き、裏ごしをしてペースト状にした後、1回量小さじ1ずつ冷凍保存容器に入れて冷凍します。裏ごしが面倒な場合は、冷凍用保存袋にバナナを入れて袋の中でバナナをつぶし、平らにします。

平らにした後、1回量ずつ分け目を入れて冷凍をすれば、食べさせるときに1回分を割って使用することができます。

 

離乳食中期は粗くつぶしたバナナを20~30g冷凍する

皮を剥いて、フォークの背でバナナを粗くつぶし、1回量20~30gを冷凍します。冷凍用保存袋を使う場合は、1回量ずつ分け目を入れておきましょう。

 

離乳食後期は5mm程度輪切りにしたバナナを3~4枚冷凍する

皮を剥いて、5mm程度の輪切りにしたバナナを1回量3~4枚冷凍しましょう。前述したように、離乳食後期になると、手づかみ食べが始まります。

5mm程度の厚さは赤ちゃんの手でも握りやすく、ちょうどよい大きさです。

 

バナナを冷凍保存するときのコツと注意

バナナを冷凍保存するときのコツと、気を付けてもらいたいポイントがあります。

 

小分けにして冷凍する

小分けにして冷凍保存をした方が、食べさせるときに手間がかかりません。まとめて冷凍する場合、解凍して分量を量らなくてはなりませんし、使い切れなかった分をどのようにして食べるか、使い道を考える必要があります。

 

冷凍保存したバナナは1週間を目安に食べきる

冷凍保存したバナナは、1週間を目安に食べきるようにしましょう。冷凍した日付と、1週間後の日付を書いておくのがおすすめです。冷凍した食品は空気に触れると酸化しやすくなります。

また室温に触れる度に温度が変化し霜がつき、冷凍焼けが起きやすくなる原因の1つになりますので、注意しましょう。

 

蓋付きの製氷皿がない場合は中身だけを冷凍用保存袋へ入れる

蓋付きの冷凍保存容器がない場合、凍らせた中身だけを取り出し冷凍用保存袋へ入れましょう。そうすることで、におい移りや酸化を防ぐことができます。

 

 

バナナを解凍して離乳食に使うとき

バナナを解凍して離乳食に使うときには、いくつかのポイントがあります。バナナだけではなくその他の食材にも共通することなので、確認しておきましょう。

 

必要な分だけ冷凍庫から取り出す

冷凍用保存袋に入れている場合、分け目に沿って必要な分だけ割って素早く取り出すようにしましょう。冷凍保存容器に入れたときも同様です。

残りの分は溶けないよう、すぐに冷凍庫にしまってください。溶けてしまったものを再度冷凍すると冷凍焼けの原因になるため、再冷凍は避けましょう。

 

必ず加熱して解凍する

冷凍した離乳食を使うときは、鍋や電子レンジなどで必ず加熱しましょう。

赤ちゃんは細菌への抵抗力が低いです。すりつぶしたり刻んだりすると、どうしても道具や手に触れて細菌感染の機会が多くなります。加熱することで、こうした食中毒の原因となる菌を軽減する必要があります。

 

また赤ちゃんの胃腸の発達は未熟なため、生で食べることはアレルギーの原因に。加熱によりアレルギーの原因となるタンパク質が変性し、アレルギーが起きにくくなります。

 

【レンジ解凍のポイント】

レンジ解凍をするときは、耐熱容器に入れてラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600w)で20~30秒加熱してください。もし解凍しきれていないときは、10秒ずつ加熱時間を増やしましょう。

また加熱すると、水分が蒸発してパサパサになってしまう可能性があります。水などの液体を入れて加熱をするのがおすすめです。

 

 

離乳食のバナナを使ったおすすめレシピ

バナナを使った、時期別のおすすめレシピを紹介します。

 

【離乳食初期】バナナのレシピ

バナナペースト

材料(6食分)

・バナナ:1/3本(30g)

・水:小さじ2

 

(注意点)

離乳食を始めたばかりのときは、繊維質の多いバナナの中心部は使わないようにしましょう。

 

(作り方)

1. 耐熱容器に水を入れる

2. バナナを5mm程度の厚さで輪切りして、1.に入れてラップをふんわりかけて電子レンジ(600w)で30~40秒加熱します

3. すり鉢に2.を入れ、なめらかになるまですりつぶします

 

赤ちゃんに食べさせるときは小さじ1程度。冷凍をするときは粗熱を取ってからにしましょう。

 

バナナペースト

 

【離乳食中期】バナナのレシピ

バナナの豆乳煮

材料(6食分)

・バナナ:50g

・無調整豆乳:大さじ2

・熱湯または水:大さじ1~2

 

(作り方)

1. バナナを細かく刻みます

2. 小さい鍋に材料をすべて入れ、ひと煮立ちさせます。

 

赤ちゃんにあげるときは、20~30gくらいから始めましょう。冷凍をするときは粗熱を取ってからにしましょう。

 

【離乳食後期】バナナのレシピ

バナナ豆乳パンケーキ

材料

・バナナ:1/2本

・砂糖:小さじ1/2

・無調整豆乳:20ml

・きなこ:大さじ1

・卵:1個

・小麦粉:60g

・ベーキングパウダー(アルミニウム不使用):小さじ1/2

・油:適量

 

(作り方)

1. バナナ、きなこ、豆乳、砂糖をボウルに入れて混ぜます

2. 卵を入れてさらに混ぜます

3. 小麦粉とベーキングパウダーを入れてよく混ぜ合わせます

4. フライパンに油を薄く敷いて、中火で温めます

おたまで3.の生地を入れて表面がふつふつしてきたら、ひっくり返してさらに焼きます(弱火~中火で片面3分ほど)焼き色がついたらできあがりです

 

赤ちゃんにあげるときは、30~40gくらいから始めましょう。

 

 

バナナによるアレルギーの注意

離乳食にバナナを使う時には、注意点がいくつかあります。

 

アレルギーに注意する

バナナは、食物アレルギー表示が推奨される21品目に指定されている食材です。初めて食べる時は受診できる午前中に、少量から与えて様子を見ましょう。

バナナアレルギーの症状には、口元の赤みやかゆみ、じんましんや下痢、目のかゆみなどがあります。またのどの痛みや咳、唇の腫れが出てきて、症状が重篤の場合はアナフィラキシーショックに至ることも。

バナナでアレルギーが出る場合、数分から15分以内に最初の症状が出るため、何か異常があった際はすぐに受診しましょう。

 

加熱して与える

アレルギーの元となるタンパク質の変性を促すため、また食中毒予防のために、バナナを加熱してから与えるようにしましょう。生で与えてよいのは、離乳食後期になってから。免疫が徐々についてきて、バナナ自体を歯茎でつぶせるようになるからです。

 

 

《まとめ》

 

赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素を多く含むバナナは、生後5ヶ月~6ヶ月頃から食べることができます。アレルギーに注意しながら、加熱した状態で与えてみてください。冷凍保存を活用しながら、楽しく赤ちゃんと食事ができるといいですね。

 

※写真提供:PIXTA

 

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監修者

山手 実佳 先生

助産師

国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。

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