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【千葉県富津市】海と山に囲まれた雄大な環境!育児アイテム支給・チャイルドシート貸付も
富津市は千葉県南部に位置し、海と山々に囲まれていて、自然を身近に感じられる街です。富津岬は関東の富士見百景にも選ばれており、夏の時期は海水浴や潮干狩りで多くの人が賑わいます。山登りが好きな人たちからも人気の高い、鋸(のこぎり)山も有名スポットです。
今回は、そんな富津市での子育て支援に関する取り組みから、ママパパたちを支える便利な施設などを紹介します。
目次
出産から育児までの負担を軽減する取り組み
産前産後ヘルパー派遣事業
富津市では、出産前後の家事や育児をヘルパーに依頼することができます。つわりがひどく動けない人や、周りに知り合いがいなく助けを求められない人など、困っている女性を手厚くフォローします。
たとえば、お子さんの兄弟がいるママの場合では、ヘルパーに食事の準備から片付けまですべて任せることができます。また、授乳や沐浴の準備、片付けもサポートしてくれるので、初めての育児にも心強い味方です。
妊娠初期や出産後など、体調がすぐれない時期を手助けしてくれるのは、育児を励むママパパに大きな助けとなるでしょう。
産後ケア事業による育児サポート
産後ケア事業の一環として、助産師が自宅を訪問して、授乳指導やママの心身ケアをサポートしています。ママたちの負担を軽くするために、母子共に産科医療機関へ宿泊することもできます。
産後ケア事業は、家族や友人など周りに頼れる人がいない人や、初めての育児で不安な人に寄り添った温かい支援制度です。
産後は体力も低下しているので、日常生活に加え、育児をするのはとても大変です。赤ちゃんと健やかな日常を送るためにも、子育て支援を有効活用しましょう。
すくすくギフト
すくすくギフトとは、紙おむつやおしり拭きなどの育児アイテムを毎月自宅へお届けする制度です。紙おむつやおしり拭きだけでなく、保湿ローション、母乳パッドなどを選ぶこともでき、ラインナップは豊富です。
紙おむつはさまざまなメーカーを取り揃えており、赤ちゃんと相性の良いおむつが選べます。すくすくギフトは、赤ちゃんが1歳を迎えるまで利用できます。
チャイルドシートの貸付け
富津市では出産1ヶ月前から、チャイルドシートを1年間無料で貸出しています。
市内での主な移動手段は車になるので、チャイルドシートの購入が必須です。しかし、チャイルドシートの購入には少なくとも2万円以上の出費が必要になるため、子育て世帯の家計には大きなダメージになるかもしれません。
そんな時でも、富津市の支援制度を利用すれば、チャイルドシートを借りられるので、家計への負担を和らげることができます。出産前にレンタルできるため、パパも安心してママと赤ちゃんを車で迎えに行けるでしょう。
四季感じる自然を活かした子育て環境
千葉県自然環境保育認証制度(竹岡保育所)
千葉県自然環境保育認証制度とは、千葉県が自然を取り入れた活動を行う保育所などを支援する制度です。
富津市にある竹岡保育所は、自然を活かした保育に取り組んでいることから、この制度の認証を受けています。
竹岡保育所では、目前に広がる海での磯遊び、たけのこ掘りや米作りなど、四季折々の自然を感じながら子どもたちが自然と共に成長できる活動が盛りだくさんです。
自然環境や地域資源を活かした保育に取り組んでいるので、自然いっぱいの中でお子さんをのびのび育てたいママパパにおすすめの保育所です。
子育てに悩むママパパを1人にさせない
地域交流支援センター「カナリエ」
富津市は、出産や育児、子育ての悩み相談ができる地域交流支援センター「カナリエ」を設置しています。
カナリエでは、プレイルームやお庭で一緒に遊びながら親子の交流を図れるだけでなく、季節の行事を通じて地域の方々との交流も大切にしています。
ベビーマッサージや歯磨きアドバイスなどの教室の開催や病後児保育室の設置など充実した環境が整っています。病後児保育室では、子どもが病み上がりで保育園に預けられない場合でも、仕事が忙しいママパパに代わって一時的にみてもらうことが可能です。
地域交流支援センター「カナリエ」は、ママパパの育児を支えるパートナー施設です。
第3子以降の育児に関するサポート
第3子以降の保育料が無料
子どもが多い家庭の負担を減らせるように、第3子以降にかかる保育料を全面無料にしています。また第2子の保育料は条件を満たせば無料又は半額免除にしており、これから2人目を授かる家庭にも心強い支援です。
第3子以降放課後児童クラブ保育料補助金
富津市は、第3子以降の小学児童を対象に、放課後児童クラブの保育料を最大1万円まで補助しています。補助金制度を利用すれば保育料が無料になる可能性もあり、共働きでも安心して放課後を過ごすことができます。
富津市第3子以降学校給食費無償化事業
富津市では、市内小中学校に通う第3子以降の給食費が無料です。子どもが多い家庭では、毎月かかる給食費が免除されるだけでも、家計の負担が楽になります。富津市に住みながら市内の小中学校に通う第3子以降の子であれば、対象になります。
ただし、国や県から別の補助金制度等を利用して給食費の免除を受けている場合は、対象にならないので確認が必要です。
また、第3子以降の子にかかわらず、中学3年生の給食費は無料です。
移住コンシェルジュが市内を無料案内
富津市では県外からの移住を促進するために、移住コンシェルジュによる無料の市内案内ツアーを実施しています。移住コンシェルジュとは、富津市に移住を考える人を対象に、主要施設の紹介や生活環境のメリット・デメリットを伝えてくれる、移住相談のスペシャリストです。
移住コンシェルジュは保育所(園)・小中学校や子どもの遊び場なども案内してくれるため、移住後のお子さんとの生活をイメージすることもできるでしょう。
また、案内ツアーを利用し、市内の宿泊施設に泊まる場合は、1人1泊最大5,000円(45歳以下、4名まで)の補助金が受けられます。これから富津市へ移住を考えている人は、移住コンシェルジュによる案内ツアーの利用がおすすめです。
問い合わせ窓口
富津市役所 健康福祉部 こども家庭課 Tel 0439-80-1256 |
※2023年11月時点の情報です
文:まなべび編集部
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