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2020.11.24

【予定帝王切開】するのはどんな時?産科医が帝王切開を選ぶケースとは

およそ5人に1人の割合のママが、帝王切開による出産を経験しています。ではどのような妊婦さんが予定帝王切開になるのでしょう?また緊急帝王切開になるのはどんなケースでしょうか?産科医がお答えしますので、きちんと知っておいてください。

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帝王切開になるのは

予定帝王切開をおこなう時

ママか赤ちゃんに何らかの問題があって、経腟分娩においてリスクが高い場合に、帝王切開をします。

まず「予定帝王切開」になるのは、前回の出産が帝王切開だったというケースが大半です。

そのほか

・逆子

・前置胎盤

・多胎妊娠

などの理由で、事前に「予定帝王切開」と判断されることがあります。

 

緊急で帝王切開になるケース

予定された帝王切開ならば準備ができますが、緊急で帝王切開となることも。

例えば陣痛が始まり入院した後、経過をみていくうちに、赤ちゃんの心音が急に下がってしまった時。また破水して、ママや赤ちゃんに感染兆候が見られる場合。他にはママの血圧が上がり、経腟分娩ではリスクが高い時などがあります。

 

自分が帝王切開になることも想定して

すべての妊婦さんが帝王切開になる可能性をもっているのです。自分が帝王切開となることも想定して、前もって準備しておくことが大切です。

 

                 

1999年愛知医科大学卒業
その後大垣市民病院にて研修、勤務を経て安城更生病院へ赴任
2006年日本産婦人科学会産婦人科専門医取得
2008年やまだ産婦人科院長就任

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