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2022.06.29
妊婦のカフェイン摂取【助産師】妊娠前~妊娠中に飲んでしまったら?
「妊娠に気づかずに、コーヒーや紅茶を飲んでしまっていた!」というママもいるはず。この時に摂取していたカフェインは、赤ちゃんに影響があるのか心配ですよね。ここでは妊娠前~妊娠中のカフェイン摂取リスクや、妊婦さんのカフェインとの付き合い方を、助産師が詳しく解説します。
目次
【妊婦のカフェイン摂取】妊娠発覚前~妊娠中に飲んでしまったら?
【妊娠前・妊娠中でも】適量までのカフェインはOK
カフェインは適度な量を心がければ、妊娠前や妊娠中でも飲んで問題はありません。 しかし、妊娠発覚後の過剰摂取は控えましょう。
妊娠中のカフェイン過剰摂取による影響
カフェインを過剰に摂取すると、不眠・不安・イライラ、血管収縮による高血圧や頭痛、動悸・精神興奮・利尿作用などの症状がでることがあります。
妊婦さんの過剰摂取では、赤ちゃんへの影響も考えられます。カフェインは胎盤を通過して、胎児に移行します。胎児の肝臓機能は未熟なため、カフェインを代謝するには時間がかかります。そのため低体重など、胎児の成長を阻害する可能性もあるといわれています。
妊娠中のカフェインは1日1杯程度まで
カフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶など、1日1杯程度でリラックスできるなら、妊娠中も摂取しても大丈夫。ただし逆にカフェインを飲むことで、妊婦さんの心配に繋がりストレスになるようであれば、おすすめできません。妊娠前・妊娠中だからとあまり神経質にならずに、量を注意しながら美味しく飲んでくださいね。
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おすすめ情報
国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。
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