イヤイヤ期はいつから?どんな感じ?
―「イヤイヤ期が始まったかも?」と思ったのはいつ頃からですか?どのような場面でイヤイヤ期を実感しますか?
●よふぁさん
1歳になった頃からイヤイヤが始まりました。ご飯を与えても食べてくれなくなり、スプーンも嫌になりました。何でも手づかみで食べたがります。それなのにパパが食べさせるとスムーズに受け入れることも。あとは夜の寝かしつけ時、少し前までは自分で眠れていたにも関わらず、1歳を過ぎてからおっぱいがないと泣くようになってしまいました。
●マリアムさん
うちも1歳以降イヤイヤが顕著になりました。同じく食事中に拒否することが多くて、毎日格闘しています。食べさせられるのを嫌がり、自分でやりたがります。ものすごく激しく散らかして食べるので、レジャーシートを敷いて汚してもいい状態にしていますが、それでも食べ物が飛び散って…後片付けがもう本当に大変。
●もえちゃんママさん
私の息子は2歳前からイヤイヤが激しくなったかも。家でも外でもあらゆる場面ではっきりと「いや~」と言うようになりました。息子の場合は特に着替えに強いこだわりがあり、洋服はもちろん肌着、上着など身に着けるものはすべて自分が選ばないと気がすみません。持っている服をすべて出して並べ「これじゃない、これでもない!」と納得いかない時は、着替えで1時間以上かかることも。保育園に登園してから私は仕事に行かなくてはいけないので、朝の身支度は闘いのようです。

―イヤイヤ!が特にひどいシチュエーションはその子によってさまざまですが、毎日何度も繰り返されるとママも疲れてしまいますね。
●よふぁさん
とにかくずっと自分を見ていてほしい、かまってほしい欲求も強いみたい。私が料理など家事をやると怒るので、全く集中できません。最近はスマホにも興味があって、私がちょっと見ていただけでも取り上げてきますよ。日に日に自我が強くなっています。
イヤイヤ期の乗り越え方!子どもへの対応は?
―イヤイヤ期の子どもの接し方はどのようにしていますか?工夫していることがあれば教えてください。
●もえちゃんママさん
時間の許す限り、選択肢を与えることに。食事、片付け、お風呂、歯磨きなど、やるべきことの順序も、子どもの要望に応じて変えたりします。また睡眠時間が十分でないとイヤイヤがひどくなるため、夜はできるだけ早めに寝かせるようにしています。空腹時も機嫌が悪くなりがちなので、まず食事してから着替えるなど工夫します。
●よふぁさん
我が家も一緒です。息子が自分で選び、自分で行動しているという満足感を得られるように心がけています。最近はスプーンで食べる行為を嫌がるので、手づかみで食べられるメニューにすることも。それでもどうにもならない時は最終手段として、テレビを見ながら食べさせてしまいますが…。
●マリアムさん
諦めも肝心ですね!我が家の最終手段は、頭を切り替えて一緒にお風呂に入ることです。こだわって泣いている対象をいったん忘れてお風呂へ行くと、不思議と落ち着きます。
もう限界!?イヤイヤ期でのママのストレス発散法とは
―ママがイライラして、ストレスがたまった時にリフレッシュする方法は何ですか?
●よふぁさん
少し子どもを預けてカフェに行き、甘い物を飲むのが至福の時。あとは美容院へ行くのも気分転換になりますね。
●もえちゃんママさん
休日には夫に子どものお世話をお願いして、夫婦でバランスよく家事と育児を交代しています。それから子どもが寝た後などゆっくりできる時間には、赤ちゃんの頃からの写真や動画を見返してとっても癒されていますね。
●マリアムさん
うちは夫が仕事で多忙のため、どうしてもワンオペがほとんど。子どもと一緒に外で思いきり遊び、自分もリフレッシュします。私自身は外出が好きで、色々な人と出会って話をするのが楽しいと思える性格。なので時には電車やバスに乗って、知らない街まであえて出かけてみることも。小旅行の気分を味わえるし、家にこもっている時よりも大らかな気分になれます。

イヤイヤ期は恐くない!悩むママにアドバイス
―これから訪れるイヤイヤ期に不安を感じるママや、今すでにイヤイヤに悩むママ達へのメッセージをお願いします。
●よふぁさん
イヤイヤ期を迎えると、毎日イライラして自己嫌悪に陥る人も多いと思いますが、みんな一緒です!育児にプレッシャーを感じ過ぎず、楽できる部分は楽して大丈夫ですよ。ママの心の健康が一番です。
●もえちゃんママさん
イヤイヤ期は長い闘いで、ママは毎日それに向き合い逃げ出すわけにはいきません。でもこれも愛する子どもの成長の証。もう耐えられないと思うほど大変な日も、後に人に話すと面白いエピソードになるものです。必ずそのうちいい思い出になると信じて、今を一緒に乗り越えましょう。
●マリアムさん
絶対にママ一人で抱えこんで悩まないことが大事。子育て中はどうしても孤独になりがちで、そこへイヤイヤ期が重なるとメンタルが疲弊してしまいます。疲れた時は家族や友達、支援センターのスタッフ、保健師さんなどに相談してほしいです。ママの気持ちを誰かに共感してもらえるだけでも、心が軽くなりますよね。すると自然に、子どもとの向き合い方にも余裕が生まれるはず。何よりもママ自身の心を大切にして、子どもを信じて接してくださいね。

―みなさんイヤイヤ期のエピソードや乗り越え方について語っていただき、どうもありがとうございました。
文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA