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2022.05.31
貯め方はいろいろ!【教育資金の準備】いつから&どうやって貯める?
妊娠・出産をすると毎日家事と育児に追われ、大忙しのママ。なかなか子どもの教育資金なんて考えるヒマがない…と投げ出したくもなりますね。しかしながら将来に備え、子どもに必要なお金は準備しておかないと不安はつのるもの。今回は0歳の赤ちゃんを育児中のママ4人に、それぞれの教育資金の貯め方についてお話していただきました。
【座談会メンバー】 ●めるちょこさん(20代後半) 0歳の男の子をもつ育休中ママ 世帯年収:300万円 世帯貯蓄額:200万円 ●たかはしさん(30代前半) 2歳&0歳の姉妹を育てる育休中ママ 世帯年収:1,000万円 世帯貯蓄額:600万円 ●ポセさん(20代後半) 0歳の男の子をもつ育休中ママ 世帯年収:1,400万円 世帯貯蓄額:700万円 ●ゆみさん(30代前半) 0歳の男の子をもつ育休中ママ 世帯年収:700万円 世帯貯蓄額:1,500万円 |
子どもの教育費はいくらかかるか知ってる?
―まず、子ども一人にかかる教育費とは、およそいくら必要かを知っていますか?
●めるちょこさん
たしか1,000万円ほどと聞いたことがあるので、それくらいだと思っています。
●ゆみさん
進路によっては私立の学校を選んだり、留学費用などを考慮すると、もっと必要になってきますよね。
―そうですね、一般的には1,000万円ほどと言われています。幼稚園から大学まで私立を選択すれば、2,000万円以上必要な場合もあるでしょう。
学費がかさんでも、子どもを大学へ進学させたい?
―子どもの教育費で大きな割合を占めるのは、やはり大学でしょう。みなさんは例え学費の負担が増えたとしても、子どもを大学へ進学させたいですか?
●ポセさん
費用に関わらず、大学へ進学してほしいです。もし本人が希望すれば、留学なんかもさせてあげたいですね。
●めるちょこさん
私もそう思います、学びたいと思うものがあれば、学費を気にせず進学させてあげたいかな。もし希望する大学が遠方なら、下宿しても入ってほしいです。
●たかはしさん
子どもの希望はできるだけ叶えてあげたいですね。でもやっぱり学費の工面は大変…できることなら国公立の大学に行かせたいというのが本音。
●ゆみさん
大学進学は必須で考えています。大学では知識だけでなく、その後の人生で重要なものを得られますから。私も主人も国公立大学を卒業したので、子どももできれば国公立に進学してほしいという希望はあります。ただし大学は「親に行かせてもらう」というより、「自分で選択して自立して行く」ものだと思っています。必要あれば奨学金を借りるなどして、子ども自身が望む先へ進学してほしいですね。
―子どもの大学費用をどこまで親が負担すべきか、という点においては、家庭によって考え方は様々なようす。しかし大学へ進学してほしい、という意見は共通ですね。
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子どもの習い事への関心は?何か習わせたい?
―学校以外で、子どもの習い事への関心は高いですか?費用をかけても習い事をさせたいと思いますか?
●めるちょこさん
興味のある習い事はやらせてあげたいです。受験などで必要な時期には、塾にも通ってほしいですね。
●たかはしさん
うちは2歳の長女がスイミングへ通っています。本人がやりたい事はやらせるようにしています。
●ゆみさん
無理に何か習わせたいとは思っていませんでしたが、幼い時期のスイミングなどは、強い体づくりに役立ちそうでいいですね。我が家は主人のほうが習い事への意識が高かったり、周りのママからは幼児教育やインターナショナルスクールの話も聞いたりします。積極的にやらせた方がいいのかな?と少し焦る気持ちもあります。
●ポセさん
私は関心が高いほうかも。小学生くらいには、サッカーなどスポーツもやらせたいし、勉強系の塾へも通わせたいですね。また最近ではプログラミング教室などもあるので、とても興味はあります。
―子ども自身が何に興味をしめし、どんな能力を伸ばすかわからないもの。やりたいと思う習い事は経験させてあげたい、というのが親心でしょうか。
教育資金の備えはいつから?どうやって貯めている?
―現在、教育資金の準備はしていますか?いつから始めて、どのように貯めているかも教えてください。
●ポセさん
教育費とは限らず住宅購入費なども含め、後の大きな支出に備えて、結婚当初から夫婦で貯蓄を始めています。給与の一部を社内預金で積み立てながら、NISAやインデックス投資、企業型確定拠出年金も行っています。
●ゆみさん
同じく世帯全体の貯蓄として、投資信託など行っています。それに加えてジュニアNISAも始めるつもりで、現在口座を開設中。子どもが18歳になる時に使えればと考えています。
●たかはしさん
子どもに頂いたお祝いなどをすべて貯金しています。それから学資保険を検討中。毎月の積み立てができるので、確実に教育費を貯められるかと。ただ子ども2人の世話をしながら、保険商品を調べて比較するのは大変で、まだ進められていません…。
●めるちょこさん
私も学資保険の加入を考えています。妊娠中から資料を取り寄せたり、少しずつ情報収集をしてきました。子どもが生後6ヶ月頃までを目途に、FPの方と相談もしながら加入できればと。大学費用の備えにする予定です。
―学資保険で確実に教育資金を貯めておく、というのも方法のひとつですね。ほかのお二人も学資保険には加入するつもりですか?
●ゆみさん
我が家は主人の意見で、保険よりも投資を選んできました。教育資金についても学資保険という選択は今のところ無く、よりリターンが期待できる投資で貯めていきたいと話しています。
●ポセさん
学資保険もいろいろな商品があるので、利率が低いものはメリットが感じられませんね。あと何かまとまったお金が必要な時、自由に引き出せないとなると心配。保障面で、親が亡くなった場合に保険料が免除されるという部分はいいかもしれませんが…。現状で加入する予定はありません。
―みなさん子どもの教育資金はもちろんのこと、将来の暮らしに備えて貯蓄を意識していることがわかりました。子どもが生まれてからは、教育費の必要性がどんどん現実的に感じられますね。具体的な貯蓄方法は多様なので、家族でしっかり話し合いながら、自分たちに合ったやり方ができるといいしょう。みなさん教育資金についての考えをお話していただき、ありがとうございました。
文:まなべび編集部 写真提供:PIXTA
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