妊娠中に味覚はどう変わる？いつまで続く？やたらと欲した食べ物とは

　

1. 妊娠中に味覚の変化はあった？

 

妊娠中の味覚については「とても変化した」が35％、「少し変化した」が45％、「あまり変化しなかった」が12％、「全く変化しなかった」が8％でした。

 

　

2. 妊娠中の味覚はいつから変化した？

 

妊娠中に味覚が変化し始めた時期は、「妊娠初期」が最も多く63％を占めました。次いで「妊娠中期」が18％、「妊娠後期」が4％です。「特になし」という人は14％でした。

 

　

3. 妊娠中の味覚の一番の変化は？

 

「甘いものが食べたくなった」「酸っぱいものが食べたくなった」が21％ずつ。「しょっぱいものが食べたくなった」という回答は12％、「辛いものが食べたくなった」は11％です。その他の回答としては「味覚が敏感になり強い味がダメになった」や、「今まで大好きな食べ物が受け付けなくなった」などがありました。

 

　

4. 妊娠中の味覚の具体的な変化は？

　

5. 妊娠中にやたらと食べたくなったものは？

・チョコレート、ケーキ、ドーナツ、菓子パンなど、カロリーが高く甘いもの

・妊娠前は食べていなかったファーストフード、こってりしたテリヤキバーガー

・辛麺や麻婆豆腐、スンドゥブ、カレーなど刺激の強いもの

・みかんやりんご、バナナ、キウイなどフルーツ全般

・マクドナルドのフライドポテト、塩気の多いもの

・冷たい梅干しのおにぎり、コンビニのお弁当

 

　

6. 妊娠中に変化した味覚はいつ戻った？

 

妊娠中におこった味覚の変化は「妊娠中期」に戻ったという人が24％、「妊娠後期」が16％、「出産後」が23％という結果。「戻っていない」人も32％います。

 

 

《編集部からひと言》

 

妊娠中の味覚の変化は、80％と多数の妊婦さんが経験していることがわかりました。妊娠初期から味覚が変わったという人が多く、つわり症状がきっかけになっているのかもしれませんね。主にどのような味覚が変化したかは人それぞれ。「甘いもの」「酸っぱいもの」が食べたくなったという回答がやや多いものの、「辛いもの」や「しょっぱいもの」が食べたくなる場合もあり、様々なようです。

 

具体的な味覚の特徴にもいろいろな回答があり、個人差が大きいですね。フルーツのようにすっきりした味を求める妊婦さんもいれば、味の濃いジャンクフードや、辛い食べ物がやたらと食べたくなったという例も。味覚の変化は早くて妊娠中期に戻るケースもあるようですが、出産後も続く場合も多いようです。

 

栄養バランスや摂取カロリーも気になる妊娠期。味覚の変化にうまく対処しながら、健康的な食事を心がけたいですね。

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文：まなべび編集部　写真提供：PIXTA