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マグロに含まれるメチル水銀は、妊婦・赤ちゃんに影響がある?

マグロにはメチル水銀が含まれると聞いたことがあるのですが、妊婦は食べない方が良いのでしょうか。お腹の赤ちゃんに影響がないか心配です。

マグロなど、何種類かのお魚は「水銀量に気を付けて適量食べた方がよいもの」です。

お魚には良質のたんぱく質や血管障害の予防やアレルギー反応を抑制する作用があるDHAやEPAを多く含み、カルシウムなどの摂取源にもなります。

妊婦さんにとってもバランスの良い食事をするためには欠かせないものですが、お魚の中に含まれる水銀の量が、ある一定量以上になった時におなかの赤ちゃんに影響を与える可能性があると言われています。

 

一般的に大きなお魚の方が小さなお魚よりも食物連鎖の関係で多く水銀が含まれています。

厚生労働省では、日本人が平均1食に食べるお魚の量(刺身1人前、切身1切れ)を80gとして、この80gに含まれる水銀量を示し、「1週間に摂取する水銀量をこの位にしましょう」と表しています。

 

ご質問のマグロについては、1週間の目安摂取量は、ミナミマグロ(インドマグロ)なら2人前(160g)、クロマグロ(本マグロ)・メバチマグロなら1人前(80g)とされています。

ツナ缶やキハダマグロなどは特に注意が必要ではないものとされています。

 

※厚生労働省HP「妊娠中と産後の食事について」参照

回答者

南 恭子 先生

管理栄養士

昭和57年女子栄養大学卒業
公益社団法人東京都栄養士会 栄養ケア・ステーション所属。
管理栄養士として、台東区の保健所、教育委員会等を経て、公益社団法人東京都栄養士会 栄養ケア・ステーションに登録し現在に至る

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質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。
また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

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