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2021.02.05
妊婦さんは虫歯治療できる?【歯科医にきく】赤ちゃんへの影響とは
妊婦さんは虫歯になったら、歯医者で通常の治療をして大丈夫なのでしょうか?レントゲンや麻酔などの処置が、赤ちゃんに影響を与えることはあるのでしょうか?
妊娠中の虫歯治療
治療が赤ちゃんに与える影響
妊娠中でも虫歯の治療はできます。妊婦さんの体調によってはできない事もありますが、基本的には大丈夫。
虫歯治療の際の麻酔や、レントゲン写真を気にする人も多いです。まず虫歯治療の麻酔がお腹の赤ちゃんに影響することはありません。レントゲン写真も防護服をきちんと着れば、ほぼ問題ない放射線量なので大丈夫です。
妊娠中もできる範囲で口腔ケアを
妊娠中はつわりなどの影響もあるので、なかなか歯磨きができていない人もいます。それにより、口の中(歯ぐき)の状態が良くなくなり、「妊娠性歯肉炎」「妊娠性歯周炎」といって、歯ぐきが腫れてしまうことがあります。
基本的には歯磨きをしっかりすることが前提ですが、歯ぐきの状態が悪いと早産のリスクの可能性も出てきます。できる範囲で口腔ケアは必要だと思います。
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2003年奥羽大学歯学部 卒業
2004年奥羽大学歯学部附属病院 研修
2008年朝日大学大学院歯学研究科 修了(博士号取得)
2011年はみんぐケア歯科クリニック 開業
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