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2022.11.27

「産後の肥立ちが悪い」とは?【助産師】回復のためのママの過ごし方

出産後のママは身体を休める暇がないまま、慣れない育児をスタートしなければいけません。しかしこの産褥期は、ママの身体が妊娠前の状態に戻るため、心身ともに変化が起こりやすい時期です。ここでは「産後の肥立ち」とは何なのか、また産後の過ごし方はどうすればいいのか、助産師が詳しくお話します。

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「産後の肥立ちが悪い」とは?回復に向けた過ごし方

「産後の肥立ちが悪い」とはどういう事?

「産後の肥立ち」とは、女性の産褥期を表す言葉。身体が妊娠前の状態に戻る時期であり、ホルモンバランスの急激な変化から、心身ともに体調を崩しやすくなります。産後、心身ともに回復の状態が悪いことを「産後の肥立ちが悪い」といいます。ここからは、正しい産後の過ごし方を紹介しましょう。

 

正しい産後の過ごし方1. 疲労回復

身体をしっかり休める

疲労回復

赤ちゃんと一緒に昼寝をするなどして、疲労を回復させましょう。特に産後1ヶ月健診の頃までは、授乳以外はなるべく身体を休め、家事はパパや家族に協力してもらいましょう。

 

正しい産後の過ごし方2. 食事

バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事

宅配サービスなどを上手く利用して食事を摂り、体力をつけましょう。バランスの良い食事を心がけることは、ママの栄養だけではなく、母乳を作るためにも不可欠です。

 

正しい産後の過ごし方3. 家事・育児サポート

育児のサポートをしてくれる人に頼る

育児サポート

育児は一人でするものではありません。パパだけでなく、身内にも頼りましょう。周囲にサポートをしてくれる人がいない場合は、行政や産後ケア事業も活用しましょう。

 

産後の肥立ちが悪くなると、心身ともに不調があらわれ、日常生活や育児に支障が出てしまいます。周囲のサポートを得ながら、楽しく育児ができるようにしましょう。

 

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監修者

山手 実佳 先生

助産師

国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。

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