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2022.05.06

なぜ赤ちゃんはくしゃみが多い?【小児科医】対処法&受診のサイン

赤ちゃんのくしゃみの数が多いと気になりますよね。赤ちゃんは大人と比べると、ちょっとした刺激でくしゃみがでます。今回は、赤ちゃんのくしゃみの原因や対処法を小児科医師がお話します。

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赤ちゃんがくしゃみをする主な原因とは

赤ちゃんのくしゃみの原因

 

赤ちゃんのくしゃみの原因は、風邪などの感染症というよりも、「鼻腔への物理的な刺激」と「アレルギー」の2つであることが多いです。

 

赤ちゃんのくしゃみの原因1. 物理的な刺激

鼻腔への物理的な刺激としてよくあるのは、ほこりや空気の乾燥です。特に空気の乾燥しやすい冬は、エアコンや暖房器具を使用することで、鼻が乾燥してしまいがち。すると鼻の機能が落ちて、くしゃみをしやすくなることもあります。

気温差(寒暖差)も、くしゃみを誘発する原因になります。

 

また物理的な刺激として心配されるのは、喫煙です。家族や同居人による喫煙は、赤ちゃんにとっては大きな刺激になってしまいます。

 

赤ちゃんのくしゃみの原因2. アレルギー

アレルギーが原因の場合、ある特定の状況下で、発作的で連発したくしゃみがでます。

たとえば、犬や猫に触ったり舐められたりしたときにくしゃみが出る、またペットを飼っている祖父母の家へ行くとくしゃみが出るなどです。もしこれらが繰り返されれば、犬や猫などの動物に対するアレルギーの可能性があります。くしゃみはずっと続くというより、アレルギーの原因になる抗原(アレルゲン)に接触したときに、連続して出やすい傾向があります。

 

アレルギーによるくしゃみは、「アレルギー性鼻炎」の症状のひとつです。立て続けに出るくしゃみに鼻水・鼻づまりを伴い、熱やだるさがなければ、アレルギー性鼻炎と考えてよいでしょう。

アレルギー性鼻炎の疑いがあるときは、抗原(アレルゲン)を調べるために血液検査して、適した薬の処方もできます。

 

赤ちゃんがどんな状況でくしゃみがでるか知ろう

赤ちゃんのくしゃみが続く場合、最も疑わしい病気はアレルギー性鼻炎です。抗原(アレルゲン)と接触したときにくしゃみが出るので、アレルギー性鼻炎の診断には赤ちゃんがどんな時によくくしゃみをしているのかが、非常に大切な情報となります。

受診の際には「布団に入るとよく出る」「ペットのいる家に行くとよく出る」など、くしゃみが出る状況を伝えてください。医師がアレルギーを疑うヒントになることがあります。ペットを飼っているおうちは、その旨も医師に伝えてください。

 

 

赤ちゃんはなぜよくくしゃみをするのか

くしゃみは鼻に入った物(ほこりなど)を、鼻の外に出そうとする行動です。赤ちゃんも同じく、そのような物理的な刺激があればくしゃみをします。

さらに赤ちゃんの鼻の粘膜は、大人に比べて薄くて敏感。温度の変化や空気中のほこりなど、ちょっとした刺激でくしゃみが出ることもあります。

 

赤ちゃんのくしゃみだけで、風邪などの感染症を疑うことはあまりありません。ただし感染症で鼻水が増えているときにも、くしゃみを伴う場合があります。

その場合にはくしゃみ・鼻水とともに、熱が出てくると思います。熱を伴うくしゃみは、ウイルスなどの感染症を疑うサインと言えます。

 

 

赤ちゃんがくしゃみをする時の対処法について

赤ちゃんのくしゃみの原因は色々ありますが、お家でできる対処法をご紹介します。

 

赤ちゃんのくしゃみの対処1. 部屋の掃除

ハウスダストやダニなどに対するアレルギーがある人は、部屋をきれいにするというのは環境整備として、治療の一環になっています。

 

赤ちゃんのくしゃみの対処2. 加湿

赤ちゃんの鼻は粘膜が薄くて敏感なため乾燥に弱いです。加湿器などで部屋の加湿をすることもおすすめです。

ただし加湿器にも色々あります。空気清浄機と兼ねているようなタイプは加湿力が弱く、部屋に濡れタオルを干しているのと同じくらい。一番加湿力があるといわれているのは、超音波式の蒸気がモクモク出るタイプです。

 

また加湿器に表示される湿度(%)は、あくまでも加湿器の置かれた場所の湿度です。インテリア性を考えて加湿器を部屋の隅に置いている場合は、注意してください。加湿器を置いている場所の湿度は60%と表示されていても、実際に人がいるところは30%なんていうこともあります。そのため、赤ちゃんの近くに加湿器を置いてあげることが大切です。

 

また、加熱して水蒸気を出すようなスチームタイプの加湿器だと、倒れたときに熱いお湯が赤ちゃんにかかってしまう危険があります。スチームではなく超音波式の、いわゆるネブライザー方式のミストが出るタイプが一番おすすめです。

 

部屋の加湿

 

加湿器を使う時の注意点

・湿度調整

ベビーベッドの近くに置いてあげて、そこでの湿度が40~50%ぐらいにするといいでしょう。理想は50%ぐらいですが、実際には40%以上であればだいぶ効果があります。加湿器のもとでなく、あくまでも赤ちゃんがいるところの湿度が何%かを確認しましょう。

 

・しっかりお手入れする

ネブライザー方式の超音波式の加湿器では、あらゆるものをミスト化してしまいます。加湿器はお手入れをしっかりしないと、カビが生えやすいです。

1年経って見たら内部が真っ黒になっていたり、水垢がついていたりすることがよくあります。フィルターは換えていても、水を入れるところを見ると、そこが一番汚い場合もあります。

ネブライザーではそのような汚れも全てミスト化します。逆に赤ちゃんのくしゃみが増えてしまうかもしれません。ネブライザーを使っているのにくしゃみが増えることがあれば、加湿器の汚れも疑う必要があります。

 

赤ちゃんのくしゃみの対処3. 一定の室温

寒冷刺激というのも、くしゃみの原因のひとつです。鼻は吸った空気を一定の温度にして気管に届けるフィルターの役割もあるので、冷たい空気が鼻に入ってくると鼻に負担がかかります。

また乾燥によって、粘膜の機能が落ちているところに冷たい空気が入ると、気管支にとっても刺激。咳の原因にもなってしまいます。赤ちゃんにとって、冷たくて乾燥した空気も刺激となります。

赤ちゃんの部屋に湿温計を置いておき、なるべく一定の温度と湿度を提供してあげるのが理想的です。

 

 

赤ちゃんのくしゃみで病院へ行く目安

続いて、くしゃみ症状での受診の目安をお話します。

 

再現性のあるくしゃみ

再現性があるくしゃみの場合は、受診しましょう。例えば、ペットに触るとくしゃみが出るとか、祖父母の家に行くとくしゃみが出るなどの場合は、動物アレルギーの可能性があります。

また図書館でくしゃみが出る子は、ハウスダストやダニアレルギーのあることも多いです。他にも、お家ではあまりくしゃみをしない赤ちゃんが、古い旅館などの畳の部屋で寝たらくしゃみが出たなどの場合も、同様にアレルギーがあるかもしれませんね。

アレルギーが疑わしい場合は、小児科を受診して医師に相談してみましょう。

 

くしゃみ以外にも気になる症状がある場合

アレルギーの可能性があるとき以外は、くしゃみだけで受診をする必要はないと思います。発熱・くしゃみ・鼻水の全部がそろってくると、感染症の場合もあります。

37.5度以上の発熱、咳が出る、哺乳力が落ちている、元気がないなど、「くしゃみ+αの症状」が出たときは、小児科を受診しましょう。

 

※写真提供:PIXTA

 

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監修者

杉山 剛 先生

社会医療法人杏嶺会 一宮西病院

小児科医師

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