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2021.11.25
助産師が教える母乳の搾乳【動画】手絞りでの搾乳のやり方
赤ちゃんへ直接授乳ができない時、おっぱいが張って痛い時など、さまざまなシチュエーションで便利となる「母乳の搾乳」。正しいやり方を知っておくことで、おっぱいのトラブルを防くことができますよ。ここでは基本の手絞りでの搾乳のやり方を、助産師が解説していきます。
母乳の搾乳【動画】手絞りでの搾乳のやり方
搾乳のやり方の手順
手で搾乳するメリットとしては、いつでもどこでもすぐに搾乳でき、自分で圧を調節できるということ。その具体的な方法を説明します。
1. まず手を洗い、清潔な状態にします。
2. 片方の手で哺乳瓶をもって、もう片方の手で乳輪と乳房の境目に、親指とそのほか4本の指で挟みこむように置きます。イメージは「Ⅽ」の字を作るような感じです。
3. 親指と人差指を胸の内側に、1~2センチ程度押します。
4. 親指と人差指の腹を使って、つまみ圧迫します。この時、強く圧をかけすぎたりねじったりすると、痛みや擦過傷の原因になりますので注意が必要です。
手絞りでの搾乳のポイント
射乳反射が起こるまでに数分かかることがありますので、最初は母乳が出なくても続けてください。また、同じ角度ばかりしていると搾り残しの原因になりますので、色々な方向から搾乳を行うようにしましょう。
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国立福山病院附属看護学校卒業後、看護師として勤務。
第二子出産後、岡山大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻に進学し、助産師免許取得。
大学の非常勤講師、産婦人科病院、不妊治療専門クリニックなどで勤務。
現在は助産院勤務しながら、自身の出張・オンライン専門のすまいる助産院を開業中。産前産後の身体と心をサポートしてます。
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