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2021.07.09

【妊娠中の頭痛の原因】助産師が教えるセルフケア

妊娠中、頭痛に悩まされる妊婦さんは少なくありません。ここでは妊娠期に起きやすい頭痛の原因について紹介します。また頭痛に対しての痛み止めの使用について、使用時の注意点、セルフケアなどの対処法についても助産師が解説します。

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妊娠中の頭痛の原因

妊娠中の頭痛原因

 

妊娠すると体にさまざまな変化が起こり、その影響で頭痛になることがあります。

 

妊娠初期に多い偏頭痛はつわりの一種

妊娠初期は妊娠前に比べてホルモンバランスが大きく変化します。妊娠に関係する黄体ホルモンは血管を拡張する働きがあり、脳の血管が急激に広がることで頭痛が起きやすくなります。またこのホルモンが増加することで自律神経のバランスが崩れ、頭痛が起きるとも言われています。

 

こめかみや目の奥あたりがズキズキと痛む偏頭痛が、妊娠初期によくみられる症状です。ひどい場合、吐き気や嘔吐といった症状が出ることもあります。つわりの一種なので、安定期に入るとおさまる人が多いのが特徴です。

 

妊娠中期・後期にみられる筋緊張性の頭痛

後頭部から首の後ろにかけて、頭全体がぎゅっと締め付けられるような痛みの場合は、筋緊張性の頭痛妊娠中期・後期にみられることが多い症状です。頭痛と一緒に体全体が重だるいなど、なんとなく体の不調を感じる人もいます。

この頭痛は筋肉が緊張し血流が悪化することで起きると言われています。お腹が大きくなることで姿勢が変わり、普段使わない筋肉に負荷がかかったり、運動不足が続くことが原因と考えられています。

 

妊娠後期は貧血による頭痛も

妊娠後期には、胎児にたくさんの栄養と酸素を供給するため、母体の血液量が増加し、貧血に傾きやすいのが特徴です。胎児への酸素供給が優先となるため、母体が酸素不足になり頭痛を引き起こします。

 

ホルモン以外で考えられる頭痛の原因

前述は妊娠したことによるホルモンの変化から起きる頭痛ですが、それ以外で考えられる原因もみていきましょう。

 

風邪

 

風邪の症状で頭痛が起きることもあります。様々な原因が考えられますが、はっきりとした原因は不明なようです。鼻づまりで呼吸が乱れる、体がウイルスと戦うため炎症や痛みを引き起こすホルモンが分泌される、気道や喉の炎症といった原因が考えられます。

 

ストレス

 

妊娠中は妊娠前に比べて、ストレスの症状が強く出ることがあります。ストレスは自律神経のバランスを乱すため、頭痛を引き起こすことがあります。

 

目の疲れや肩こり

 

妊娠中は目の疲れが出やすいです。お腹が大きくなることで姿勢が変わり、頭が前方や後方に傾いて首や肩に負担がかかることが影響して、肩こりも起きやすくなります。そのため脳への血流が滞り頭痛が起きます。

 

高血圧

 

妊娠中は突然高血圧になることがあり、注意が必要です。妊娠高血圧症候群という症状で、胎児への血流が滞り発育が遅れたりなど様々なリスクを伴います。また母体にも大きな負担がかかり、悪化すると妊婦さんの心臓、肺、肝臓、脳、腎臓など全身の臓器に及ぶ非常に心配な病態です。

 

・目がチカチカする

・吐き気がある

・頭が割れるような強い痛み

がある場合にはすぐにかかりつけの病院に連絡しましょう。

 

 

妊娠中に頭痛薬を飲んでもOK?

妊娠中、薬を内服するのに躊躇する妊婦さんもいます。ですが妊娠期によっては、一時的に内服する痛み止めは胎児に影響のないものがほとんどです。辛い症状を我慢するよりも、薬で痛みをコントロールして、心おだやかに過ごした方が症状の改善も早いでしょう。

産科医は妊婦さんの状況をよく診て、薬を飲んだ方が妊婦さんに有益だと判断した上で処方します。薬に不安のある場合は、その気持ちを医師やスタッフに伝えて十分な説明を受け、納得してから内服しましょう。

 

また妊娠前に処方された痛み止めや、市販薬を自己判断で服用するのはやめましょう。必ずかかりつけの医師に確認してください。痛み止めの薬は、痛みのピークに内服するよりも、これから痛くなりそうだなという時に内服した方が効果を得やすいので、飲むタイミングも大切です。

また肩こりで湿布を使いたい場合もあると思いますが、一部の湿布は胎児の心臓機能に影響を及ぼす場合もあります。使用前に主治医や薬剤師に相談ください。

 

 

薬を使用する前にできる頭痛の対処法

痛いときには必要時に服薬して様子を見ていただきたいですが、服薬前にできる手軽なセルフケアをご紹介します。

 

ツボ押しで頭痛をやわらげる

ツボ押しはいつでもどこでも自分でできる、頭痛の対処法です。

 

偏頭痛には手のツボ「合谷(ごうこく)」

頭痛のツボ1

手の甲の、親指と人差し指の骨が手首側で合流するくぼみの部分、人差し指側を合谷と言います。このツボは万能ツボと言われており、様々な不調を改善してくれます。気づいたときにすぐ押せるのもよいですね。

 

筋緊張性頭痛には頭と首のツボ「天柱(てんちゅう)」と「風池(ふうち)」

頭痛のツボ2

うなじの髪の毛の生え際部分で、左右にくぼんでいる部分が天柱です。天柱から耳側に指をすすめると痛気持ちいい部分があり、そこが風池です。この二つは比較的自分でも見つけやすいので、気が付いた時に押しましょう。

 

偏頭痛は冷やす・緊張性頭痛は温める

偏頭痛は血管の拡張が原因なので、ジェルタイプの保冷剤などで、頭痛症状がある箇所を冷やすと症状が和らぎます。筋緊張性頭痛の場合は、血流が滞っているのが原因なので、蒸しタオルなどで首や肩など凝っている箇所を温めるとよいでしょう。

どちらか判断がつかないときは、気持ちの良いほうを採用してください。

 

アロマテラピー

ラベンダーローマンカモミールが妊娠中の頭痛の緩和に役立つと言われています。どちらかもしくは両方のアロマをディフューザーで香らせたり、マスクに一滴つけて着用するのもおすすめです。

植物性オイル(ホホバ油など)10mlに1〜2滴アロマオイルを混ぜて、こめかみや痛む場所に塗り、優しくマッサージするのもよいでしょう。

 

 

《まとめ》

 

妊娠中はホルモンの変化によって血管が拡張し、頭痛を引き起こしやすくなります。自律神経のバランスが崩れたり、ストレス、目の疲れや肩こり、高血圧、貧血などホルモン以外にも原因が考えられます。鎮痛剤は医師からしっかり説明を受けて、処方されたものを内服するようにしましょう。薬以外にもツボ押しやアロマテラピー、温めたり冷やしたりなど自分でできる対処法があるので試してみましょう。

 

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監修者

公益財団法人 東京都助産師会

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